シンポジウム「教育格差をどうする―朝日・ベネッセ共同保護者意識調査をふまえて」


2008年9月27日(土)有楽町朝日ホール

パネリスト
  • 石坂 啓
    石坂 啓
    いしざかけい
    漫画家
    「大人がまず魅力的に生き生きと幸せに生きているかどうか、それを見せてあげられるかどうか。これは、行政的な教育問題として考えるのと同時に、人のそれぞれの生き方、大人のあり方、そういった表情を見せる意味での教育、そこでも私たちは問題意識を持っていいのではないかと思います。」
    冒頭発言へ
    藤原和博
    藤原和博
    ふじはらかずひろ
    東京都杉並区立
    和田中学校前校長
    「僕は、中高生を子に持つ親には、自分の子を育てるんじゃなくて、自分の子の友達、斜めの関係で育てると、その子たちの感謝が自分の息子や娘に絶対伝わりますよと言っているんです。斜めで育てるというね。昔、地域社会があったころは、みんなそうしていた。それが、いつの間にか忘れちゃっているんですね。」
    冒頭発言へ
    耳塚寛明
    耳塚寛明
    みみづかひろあき
    お茶の水女子大教授
    「教育投資家族をキーワードとしてこの調査を観察してみました。子どもに四年制大学か大学院までの進学を期待する、学校外教育に1人について月1万5000円以上を支出している、受験塾に子どもを通わせている、この3つの条件をすべて満たす家族、これを教育投資家族と呼ぶことにいたしました。」
    冒頭発言へ
プログラム