昨晩から地元スタッフを始め九州、四国、秋田、北海道から続々とスタッフたちが現地に到着。夜22時スタッフミーティングを開始し只野より今回の会場状況の説明、スタッフ毎の業務確認を行った。 日が明けて11日、7時に全員本部に集合。いよいよこれから本番スタートだ!昨晩到着の疲れも見せず全スタッフの思いも今回のミーティング成功に向けてひとつになってきた。今朝のきらら浜は若干曇りベースだが、午後からは熱い太陽が顔を出すとの予報。太陽と共に熱いみんなの笑顔に胸が高鳴る。
『着いた〜〜!』 第一声の多くはこの言葉だ。 予定より若干早めのゲートオープンだが、約3時間ほどで500台を超えるハーレーが会場に入っている。早速お疲れ乾杯を始める者、今回の限定記念Tシャツを真っ先にGETする者、出店ブースで飲みモードに入る者とまずはそれぞれのスタイルからミーティングに突入している。11月とは思えない暑い日差しは、来る者たちの気持ちとリンクしているかの様だ。
東からの道中は雨に濡れた者もいるようだが、会場の上空は青色が広がり午後にもなると続々とバイカーたちがやってくる。 1時間もの間に駐車エリアはおもしろいほどに埋まってゆく。
5時にもなると日は西に傾き始め、バイクのクロームパーツがオレンジ色に光り始める。テントサイトも手前の方から色とりどりの華をさかせその向こうに海が光る。
日本各地の仲間たちがそれぞれの村に集まってくる。 再会を喜び、新たな仲間をお互いに紹介し合う。 ここまで走ってきた同じ喜びをスロットルを握ってきたその右手で確かめ合っている。
8時のゲートオープンと共に昼過ぎの現在まで今日走ってきたバイカーたちで受付前はずっとごった返している。 昨日からキャンプをしているグループたちは、用意してきた昼食をとりながら暑い日差しの中、気持ちよく吹く海風にマッタリと時間を過ごし、バイブズ記念限定Tシャツブースも、終始人が絶えず、今、会場全体はこれからたどり着くバイカーたちをハイテンションで待っている。
昨日からの泊まり組に加え今夜のキャンプ組が加わり益々場内はミーティングモードまっしぐら。ショップで商品を真剣に物色したり、丘の上からのんびり会場を眺めたり・・・。 関東から自走で走り、先ほど着いたのに30分少々の滞在で帰らなければならないという強者女性バイカーの二人も、ここまで走ってきた達成感に目を潤ませていた。バイブズミーティングは、みんながそれぞれの時間と思いで成り立っているのだ。
全体ミーティングは只野に始まり、山口市副市長の挨拶、スタッフ班長紹介、バイブズベストの引き渡し。そしてライブへと突入!ステージ前のボルテージも最高潮に達し二日目の夜を惜しむかようにテントサイトでは宴が続いている。
最終日の朝、空は広く真っ青で雲一つない。 参加者ゼロ。いろんな心配事を6500人のスタッフで乗り越えたご褒美の様に、11月とは思えない日差しがみんなの帰路を見守っている。 一人一人の意識とバイカーとしてのプライドが今回のバイブズミーティング山口を見事に成功させた。