犬猫ざんまい

東京都の動物愛護相談センターに電話したことを書き込む前にまず、ご質問があったのでそのお返事から。

１、感染数：１０月３日　発表で１８頭。　飼育頭数は６２頭。
　
２、どこの発表か？
　　品川保健所、東京都動物愛護相談センター、市川保健所どこも同じ数字でしたので
　　一応公表されているのはこの数字だと思います。ただ、これはその時点でなので、増えることも減ることも
　　あると思います。

３、この数字が多いのかどうかについて。
　　きちんと管理されているブリーダーでしたら
　　交配で接触した繁殖犬のラインのみの発症になるでしょうから
　　この数字はべらぼうだと思います。
　　自然界にも数パーセントはいるようですが、ほとんどないと思います。
　　実はブリーダーでも数年に一度出るかどうかな稀な病気で、
　　獣医自体も繁殖という現場以外でこの病気にお目にかかることはないのです。
　　ですから獣医によって考え方が違ってくるのは仕方ないとあきらめていただきたいです。

４、繁殖行為によって伝染する病気ですので、一般には感染を心配することはないのですが
　　ジャネットの場合感染犬が１８頭います。
　　あそこは単一犬種のブリーダーではないので
　　例えば、１８頭全部がダックスフントの繁殖犬、とかいうことはあり得ません。
　　複数の犬種で感染が確認されていたとすると、
　　これは交配による感染ではありません。
　　つまり、交配しなくても感染するということを図らずも実証してしまっているわけです。

５、感染力は強くはありません。
　　お散歩くらいでうつることはないだろう・・・という専門家（大学の公衆衛生の先生に伺った話）
　　のお話ですが、
　　「お尻を舐めちゃったら、感染する可能性はあるね～」　　
　　というお話です。

６、ちなみに家の院長は半年位の間にお泊りしたことのあるお客様には
　　血液検査をおすすめしています。