深刻化する医師不足や女性医師の不安解消をどうするか―。各国の医師らを交えたシンポジウム「男女共同参画から地域医療を考える国際市民会議」が26日午前10時から、山口市吉敷の山口県総合保健会館で開かれる。山口大経済学部と市民でつくる実行委が主催する。
シンポは、小児科や産科に顕著な医師不足、家事負担の多い女性医師が働きにくい職場環境など、地域医療の課題と男女共同参画が密接に絡んでいる点に着目。県内の医師不足や公立病院の経営難の実態、医師や看護師の職場環境やキャリア形成などを、日米独の医師や大学教授ら9人が報告。会場からの質問も受け付け、討論する。
問い合わせは同大経済学部=電話083(933)5512、参加申し込み(20日締め切り)はファクス083(933)5510。
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