●曽我さんの入社前の経歴を学生時代ぐらいから教えていただけますか。
学生のころは広島の大学の経営学部で勉強を……あまりしていないですけど(笑)。大学を卒業してからは、いわゆるシステムをつくっている会社に就職しました。僕はここに来る前は1社だけですが、その中でいろいろなところに行っていました。最初は名古屋に行って、富山に行って、高岡――富山の中ですけど。
●経営学部からプログラマーというのはあるんですか。
プログラマーで就職って、あまり大学で学んだことは関係ないような気がしますね。でも文系でも結構、いますよ。
●でもプログラムの知識は持っていたんですよね。
大学で一応プログラムの授業があって、あと卒論でついたのがその分野の先生で。
●前職はプログラマーとはいっても、エンタテインメント系ではなかったわけですよね。それが何故スクウェア(当時)という会社に?
エンタテインメントにかかわって仕事をしたかったからです。前の仕事でもシステムをつくっていましたが、使う人に求められてつくっているという感じがしなかったんです。楽しむために使ってもらえるものというのは、大きいモチベーションになるので。
●募集は何を見て?
いわゆる転職サイトだったと思います。
●スクウェアという会社は知っていたんですよね。
はい。ゲームが好きだったので。
●実際に入ってみて、前職との違いを含めてどう感じましたか。
前職はいわゆる外注みたいな仕事だったので、なかなか自由にできなかったんですが、ここだと自分たちで考えてつくっていくというところがあるので、そういうところが一番大きいですね。環境が与えられて、じゃあこんなふうにつくろう、みたいなのが。
●今のお仕事の内容を教えていただけますか。
ゲームに直接関係ありませんが、プレイオンラインというオンラインサービスの会員管理のシステム構築です。
●会員管理というのは具体的にどういうことをするんですか。
プレイオンラインに入会すると、そこでは「ファイナルファンタジーXI」「フロントミッションオンライン」などのゲームが動いているんですが、登録して月額でお金を払っていただいてそれをプレイしてもらうという、登録から解約とか退会までの管理ですね。
●2001年2月に入社のタイミングというと、プレイオンラインは…
立ち上がってまだベータもスタートしていないころですね。でも僕が入ったときは、調整して、じゃあこんな方向で行こうというところまで行っていましたね。
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