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2100年までに海面は1メートル上昇、独研究所予測

  • 2008年10月13日 10:35 発信地:ベルリン/ドイツ
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南極の氷河(2008年7月17日撮影)。(c)AFP/SCIENCE/Pete Bucktrout/British Antarctic Survey

【10月13日 AFP】ドイツの気候変動ポツダム研究所(Potsdam Institute for Climate Impact Research)は9日、2100年までに海面が1メートル上昇するとする予測を発表した。これは、国連(UN)が発表した最も悲観的な予想をはるかに上回る数字だ。

 環境政策に関する政府の諮問機関でもある同研究所によると、ヒマラヤとグリーンランドの氷河は近年、これまでの2-3倍の速度で溶けている。原因の一部は、中国の発電所における温室効果ガスの排出量の増大にあるという。研究所は、「今世紀末までに海面が1メートル上昇することを覚悟すべき」だと述べている。

 2007年2月、国連の気候変動に関する政府間パネル(Intergovernmental Panel on Climate ChangeIPCC)は、2100年までに海面は18-59センチ上昇すると予測していた。(c)AFP

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