2008年10月13日 10時17分更新
国の特別史跡に指定されている岡山県備前市の閑谷学校で、地元の高校生たちがボランティアで観光客のガイドを務め、話題になっています。
国の特別史跡に指定されている備前市の閑谷学校は、江戸時代に建てられた庶民のための学問所で、1年を通して大勢の観光客でにぎわいます。
この史跡では、観光客のために主婦や会社を定年退職した人など10人ほどがボランティアでガイドを務めてきましたが、この夏からは、地元の高校生3人もガイドに加わりました。
秋の行楽シーズンを迎えて高校生ガイドが活躍する機会も増えていて12日も2人のガイドが観光客を案内して史跡内を巡りました。
高校生たちは先輩のガイドの指導で閑谷学校の歴史を学んできたということで、12日も学校の講堂の窓が釣鐘をイメージした形になっていることなどを観光客に説明していました。
高校生ガイドの1人の藤本良香さんは「閑谷学校について多くの人に知ってもらうため、少しでも役に立てればうれしいです」と話していました。