邦人救出で対応検討
「北」崩壊時、安部氏示す
安倍晋三官房長官は8日の参院予算委員会で、北朝鮮が内部崩壊した場合の邦人救出について、「北にいる拉致被害者、日本人妻をどうすればいいか大きな課題だ。問題意識を持って臨んでいく」と述べ、政府としての対応を検討していく考えを示した。その上で「(北朝鮮に)いるかもしれない(邦人の)名前ぐらいは把握していなければならない」と語った。山根隆治氏(民主)への答弁。
また、麻生太郎外相は「(北朝鮮が崩壊すれば)大量のボートピープルが日本海沿岸の北の方に漂着する。危機管理の観点から考えておかねばならない」と指摘。額賀福志郎防衛庁長官は「自衛権の発動で(邦人を)助けに行くことは法的に整備されていない」としながらも、輸送については「緊急事態時に外相の要請を受け、安全だとの条件の下、考えることができる」と述べた。
さらに、安倍氏は対北朝鮮外交について、「最終的には(特定船舶入港禁止特別措置法などによる)経済制裁だが、それに至るさまざまな圧力を駆使して、北朝鮮の態度を変えさせていきたい」と述べた。
ソース:産経新聞(東京版)3月9日14版5面(総合面)
>「(北朝鮮が崩壊すれば)
大量のボートピープルが日本海沿岸の北の方に漂着これが恐怖なんだよね。
政府が責任もって韓国に送り届けてくれるといいんだけど。