こどもたちが毎日元気で楽しくいられるように,と普段思いながら診療している私。
こどもたちが元気で楽しく過ごすためには,こどもたち自身のチカラもさることながら,家族であったり,保育園・幼稚園や学校の先生がたであったり,ほぼ毎日彼らと接するおとなたちからの協力もとっても大切。まわりのおとなたちのチカラがあってこそ,こどもたちはうまく成長していくことができる,と私は思っています。
でも最近,学校の先生や保育士さんといった,こどもたちを支えるおとなたちの受診がとても増えている印象を受けます。
特別支援教育が始まるなど,こどもたちをとりまく環境がいろいろ変化することはもちろんいいこともたくさんあるけれど,一方でこどもたちを支えるおとなたちもそういう変化に対応することを強いられるわけで,やはり負担は大きいはずですよね。
こどもたちのために先生方ががんばってくれなくちゃ,と思う反面,きっと先生方も大変なんだよね,と言いたくなる気持ちもあったりして。
なかなか困ったジレンマです。
でも,先生方の元気をサポートすることが,こどもたちの元気をサポートすることにもつながる,そしてこどもたちが元気になれば先生方のしんどさも軽減して,ますますこどもたちを上手にサポートできることになって…,
そんな「良循環」のサイクルをつくりだすのが,このジレンマを解決する大きな鍵になってくれそうです。
どうすれば先生方を元気づける方向へはたらきかけられるだろう?
これも私にとって大事なテーマになりそうだな,と思います。
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