パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)第1ステージの第2戦は12日、京セラドーム大阪で行われ、レギュラーシーズン3位の日本ハムが7-2で2位のオリックスを破り、2連勝で第2ステージ進出を決めた。パが04年から導入したポストシーズン(06年まではプレーオフ)で3位チームが第1ステージを突破したのは、06年のソフトバンク(第2ステージ敗退)以来2回目。3年連続日本シリーズ出場を狙う日本ハムは、17日から西武ドームなどで開催される第2ステージで、リーグ優勝の西武と戦う。ポストシーズンに初めて進んだオリックスは、1勝もできないままに終わった。
○日本ハム7-2オリックス●
日本ハム打線のつながりの良さが際立った。金子誠の幸運な適時内野安打で2点を先取した二回は、2死無走者から小谷野、坪井の連打と四球で満塁としたのが生きた。敵失で1点を加えた五回はエンドランを絡めて好機を広げ、七回の集中打で勝負を決めた。先発・藤井も七回途中まで1失点と好投。オリックスは2失策などミスから自滅した。
▽日本ハム・梨田監督 藤井はプレッシャーもあったと思うが、リズム良く投げてくれた。(打線の)援護もあったし、いい試合ができた。(シーズン)3位から勝ち上がり、頂点を目指したい。
▽オリックス・大石監督 ファンの方に勝つところを見せられなくて、申し訳ない。小松はピンチはあったけど、頑張ってくれた。
毎日新聞 2008年10月12日 19時39分(最終更新 10月12日 20時20分)
ヤクルト | 3−3 | 横浜 | 7回裏 |
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阪神 | 3−1 | 中日 | 8回表 |
オリックス | 2−7 | 日本ハム | 終了 |