李綴のPIXAなるフリーソフトの使い方の手引き〜線画から塗りへ

■鉛筆の下書きをそのまま取り込んだ物。HPに上げる際縮小したため多少見目は良くなっている。  
■←明るさとコントラスト調節後(明るさ−10、コントラスト+10)  
■ちょっと暗くしてみましょう。汚れが目立ちます。縮小の為あんまり良く分かりませんが……。  
■そこで登場!きわさんの『孤立点除去』フィルタ!
コレは背景との濃度差が一定以上に薄いものを消すフィルタです。勿論ゴミはほぼ一発で消えます。
但し行きすぎた濃度設定(数字が小さいほど強く掛かる)は主線を消してしまいますが……。
ペン入れ済みのものなら60程度、鉛筆のままスキャンしたものであれば140前後が適当かなぁ……。
以前聞いたところによるとフォトショップにはないフィルタのようなので併用するのも手かと。
注・ピクシアのセットに『孤立点除去』フィルタが含まれていない場合も有るかも知れませんが、その時はきわさんのページから取って来て下さいな
■はい。一回フィルタを掛けた後220程度で数回やったらすっかり綺麗になりました。
……いや、jpg低品質だからちと汚いけど。実物で見るととっても違うんですよ。
嘘だ!と思う人は
コレを使って実際にやってみて下さいな☆
 
■レイヤー一枚増加。閉領域ツールが知覚するレイヤーを『任意のレイヤ』で線画のものに設定し、二枚目のレイヤーに領域を取っては『塗りつぶしツール』で適当に塗って行く。
←は2枚目のレイヤーのみの表示。
注・この際2枚目のレイヤーは最初に白で塗りつぶして下さい。レイヤーを追加した当初は、掛け方の設定が『重ねる』なので一度線画が見えなくなる筈です。その後『乗算』にして線画が(下のレイヤーが)見える様にします。
■そしてきわさんの『最小値』フィルターを掛けます。
このフィルターは『白』を周囲の色で埋めるべく働くので上のとおり最初に全面を白で塗りつぶしていないと動作しません。(透明色には反応しない)
←と言う訳なので『背景白だから塗らなくてもいいや♪』とやると

こうなります。
■後は『領域抽出』ツールで適当な色を選択すれば、その色の部分だけが領域化します。 このツールが抽出する領域は『見た目の』色で選ばれているので、予め線画レイヤーは見えないようにしておきましょう。そうでないと折角色だけで区切ったのに主線の部分が領域から外れてしまいます。
■線画を見えるようにして後はひたすら塗るだけです。が、『ペイント設定』で『領域外をマスク』にチェックを入れる事と、『ペイント設定』を常に表示しておくことを忘れないで下さい。 ←『ペイント設定』は表示されていないと機能しません。

後は……まぁ、自分のやり方で塗っていただければよろしいかと(笑

ここまで見てこのソフトが気になる人はココのオフィシャルページへ☆