BC州検死局は、先月、就労中に林道の転覆事故で死亡したロイド・ブースさん(48歳)の血液から大麻が検出され、これが事故の原因になったと発表した。 昨年12月8日午前6時、BC州ヒューストン付近で、ブースさんが、原木を満載したトラックの第一便を運転中に事故が発生。検死報告によると、検出された血中の麻薬濃度は精神・身体機能障害を引き起こすのに十分な量で、運転能力の低下をもたらしたらしい。昨年一年間で、就労中に死亡した伐採トラック運転者は、ブースさんを含む計9人。 BC森林安全評議会は、今回の報告にかかわらず、政府や企業に対する労働条件の安全性改善を要求する運動を続けると発表した。「トラック運転者も含め機械を運転する人間は、自分の安全に責任を持つべきであるが、道路や労働条件の改善は政府と企業の責任。林業界における麻薬、アルコール依存症の増加については今後取り組んでいく」という。rn
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