レジームチェンジ反対

2008年07月21日

排除(追記有り)

 適切な論評は時として人のココロをどうしようもなく傷つけるものかもしれにゃー。

地下に眠るM 


だから最初から言ってたのに(ある方がね)

「知性は人を傷つけることもある」って

やっとわかったの?

ちなみに上の「適切な論評」ってのは、
この「そいつは帽子だ!」に投げかけられた

「自我肥大で頭蓋骨にウンコの詰まった白痴」

というものです
適切・・・な「論評」ですか(笑

もうわかったよね、もうたくさん

サルトルだとか何だとか難しいことを並べてるけど
この方々の言う

「論理と知性」

ってのは
この程度のものですから


知的選民階級の差別感情を満足させるために、あるの、ね


これは、キャッシュです
http://s02.megalodon.jp/2008-0722-0513-16/taraxacum.seesaa.net/article/102675285.html



先ほど

私「そいつは帽子だ!」への不当な中傷を繰り返す

たんぽぽさんのとこへ乗り込んでいって
http://taraxacum.seesaa.net/

追い出されちゃいました(笑)


< 予定通りなんだけど、なんだか疲れたよ >


おそらく、

この先「嘲笑メソッド」は続くと思うけど、

< あの人たち「ザアマス嘲笑派」のことだから、ね >

でも、もういいよね


とりあえず

誰もブログを閉鎖しなくてもよい状態には

戻ったし



もう脳内で「仮想敵」を仕立て上げて騒動を煽ったりすんなよな



あんぽんたん、ぽっぽ(笑




posted by gon at 22:51| Comment(23) | TrackBack(9) | つれづれなるままに | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ちょっと!
溜息だよ・・・両方の立場のかたがたに・・・。
ごんさんもっと他に ケンカの仕方はあったように思う。
あたしの大好きなごんさんらしくないなあ・・・。
投げるなら、諧謔ボム!希望。でも、もう辞めてほしいのが本音なの。
争いや諍いの綿毛は 自由のそよ風に 一掃してもらって、もっと楽しいことしようよ!
Posted by ちろ at 2008年07月22日 00:03
ちろさん

>あたしの大好きなごんさんらしくないなあ・・・。

ありがとうね。大事にするよ。この言葉。
Posted by gon at 2008年07月22日 05:35
馬鹿みたいなこと、もうしないよ!
ごんちゃん。

でも…。
ご苦労様でした。
Posted by naoko at 2008年07月23日 03:58
あ、でも。
ああいうやり方、認めたわけじゃないからね!

わかってるよね。
Posted by naoko at 2008年07月23日 04:00
naokoさん

>馬鹿みたいなこと、もうしないよ!

バカだよね、ホント。自分でも「俺、頭がヘンになっちゃったよ」って思いながらやってた。

言葉って、恐ろしいね。


< でも、地下に眠るMという人間性は、許せない。今でも。ああいう人間性は、リアルでもネットでもはじめて見た。あたしのやってることは「言葉を取り戻せ!」だから、その意味ではこの界隈ではじめて出会った「敵」かもしれない >


こんなこと言うとまたnaokoさんに

わかってないなあ・・・

って言われちゃいそうだね。許して。


< あたしはときたま「自分は頭がおかしいんだろうか」って思うことがある。だから周囲に自分のこと「愛」してくれる人がいないとダメになっちゃう。だから、そういうのを「悲劇のヒロイン」なんて揶揄されたら、もう自分にとっては死刑宣告に近い気分になる。大袈裟かもしれないけど、そういうふうにしか自分の神経を守れない、そんな「弱い」人間もいるってことは、みんなにわかって欲しいな。「自分はおかしいんじゃないか」って、みんなそうじゃないかって思っていたんだけど、そうじゃない方もいらっしゃるみたいだし。誰かがあちらで、「私怨」という言葉を使ってらしたけど、その通りかも、と思ったよ。集団暴行を受けて、その連中がそのことをネタにへらへらやってたらそこに爆弾を投下したくなる。常々「言葉は人と喧嘩をしないために使え」といってた、「自分」が吹っ飛んだ瞬間さ。 >

Posted by gon at 2008年07月23日 06:16
あの場で

< あんたブログで言ってることとやってること違うじゃん >

って突っ込まれたら、「そうだね」と、おとなしく引き下がったんだと思う。

もちろん、あたしのことをわかってくれてるみんさんは、あの場を目撃したら、みんなそう思っただろう。でも、誰もできなかった。決着がつくまでは。

みんなは、あたしの、

< 爆弾を投下したくなる気分 >

に何も言えなかったんだと、勝手に解釈してる。(苦笑)

あの場でわたしに「とことんまでやれ」と言葉をかけてくれたお二人はもちろん、はらはらしながらなりゆきを見守っていた(そうするしかなかった)みなさんに、ここで改めてお礼&お詫びいたします。

ありがとうね、そして、ごめんなさい。

私怨に、「そいつは帽子だ!」のカンバンを勝手に持ち出したこと・・・。

許してください。



naokoさん、あたたかいお言葉、本当にありがとうね。

Posted by gon at 2008年07月23日 06:26
ごんさん お帰りなさい!
ちろさんとnaokoさんに一票。向こうに行けばああなることはわかっていたんだから最初から行っちゃいけないですよ。
彼らの言葉にはトゲがあるのはいつものことなので心が弱っているときは見に行かなければいい。見てしまった場合でも書き込みをして事態が良くなることは決してない(過去の事例から)ので、がまんして書きこまないことです。それはこちらの負けという意味ではありません。
通じる人には何も言わなくても通じるから。

それから、もっと強くなってくださいよぉ!
沖縄という地で子育てしていくのにそんなに弱かったらもちません!

仕事がたまってしまっているので中途半端ですが、これにて。
Posted by さめ at 2008年07月23日 17:22
あの場で何度もgonさんに声をかけようと思ったのですが、あの時のgonさんにはどんな言葉も届かない(+逆効果になる)ような気がして、ハラハラしながら黙って見守る事しかできなかったヘタレのNewsOLです…。ごめんなさいね。gonさん…。

あの状態があれ以上長く続いたら、gonさんは消えてしまうのではないかという不安な気持ちにもなりましたが、ここでのgonさんのコメントを読んでとりあえずホッとしました。

「やられたら、やり返す」とか「相手と同じ方法で反撃する」とか「勝手に敵認定して戦う」のは、相手も傷つけるけど、それを選んだ自分が一番傷つきますから、どんな状況でも、どんな相手に対しても、自分の信条を大切にしながら、対応出来るようなgonさんでいてほしいな。って私は思っています。ですが、そんな「強さ」を持ち続けるのは簡単なことではないです。だからこそ【自分が吹っ飛んでしまうような場所】には出かけないことをオススメしたいです。

「敵」を傷つけ、倒すために、信条に反するやり方で言葉を使っている限りは「言葉は取り戻せない」と思います。「言葉を取り戻す」のは、gonさんが、大切にしていることを、大切な人達に伝えるために、大切に言葉を使うことでしか成し得ない事だと思います。自分が作った「敵」に振り回されても傷つくだけです。私はあんな風に傷つくgonさんをもう見たくありません。

gonさんの「弱さ」を知っている人、それも含めてgonさんを慕っている人は沢山いますよね?自分の「弱さ」に負けそうになったり、自分が吹っ飛んでしまいそうなときは、その人達の事を思い出しましょう。(私の事も思い出してもらえたら嬉しい…。)

とにかく、ゆっくり休んで穏やかな心を取り戻してくださいね。
「そいつは帽子だ!」でgonさんが紡ぐ言葉・文章をこれからも楽しみにしています。
Posted by NewsOL at 2008年07月23日 21:37
さめさん

お帰りなさい&研究発表、お疲れさまでした。(じゃなくて、進行形か)ご苦労さんです。

>もっと強くなってくださいよぉ!

むむぅ。さめさんに言われると、こたえますなあ。でも、こればっかりはどうにも。自分でも、もう少し打たれ強い、ていうか、泰然自若と振る舞えるものだ、と思っていたのですが。まだまだ、ですね。みんなに醜態を晒してしまいました。

ただ、あたし自身として考えてみると、今回の件ではむしろ得たものの方が大きかったのかな、ていうのもあるんですよ。(こんなこと言うと、いろんな方から怒られちゃいそうだけど)たとえば、さめさんとの仲がすごく深まったじゃないですか。

さめさんには、今回とても助けてもらったという思いがある。それで、さめさんのために、というかさめさんと一緒に「そいつは帽子だ!」ができることをしたい、と思うようになったんです。ちょっと子どもっぽい感じもするけど。このことは、「そいつは帽子だ!」に自分なりの価値がひとつ、増えた、ということかな、と。ここにあたしがいる意味っていうのがひとつ。

これはつまり、私が「強く」なった、ということなのだと思うのです。

だから、さめさん、どうもありがと。

>仕事がたまってしまっている

頑張ってください。あと一踏ん張り。ですよね。

いつでも、いつまでも。明日の仕事のため。子どもたちの、私たちの未来のために。

あと一踏ん張り。
Posted by gon at 2008年07月23日 22:08
おう、さめさんへのレスを打っている間にNewsOLさんのコメントが。

>あの場で何度もgonさんに声をかけようと思った

あ〜恥ずかしい、見てたんですか...。<何か、くせ、ついちゃってます。全角ピリオド3連符。でも、イヤミとかじゃなくて、ちょっとかわいいじゃないですか、これ...。(笑

とりあえず、推敲しなさい、(心を落ち着けるために)っていってくれたのはNewsOLさんでしたよね。せっかくの戒めをすっかりどこかに吹っ飛ばして、やらかしてしまいました。

ごめんなさい。

でも、何か憑き物が落ちた、っていうか、このエントリのみなさんのコメント見て、レスしてるうちに、楽〜ぅな気持ちが、戻ってきました。

>(私の事も思い出してもらえたら嬉しい…。)

「勘違い」して舞い上がってしまいそうなお言葉、有り難うございます。ホント、あたしは幸せ者だよ。・・・ってやっぱり勘違いしてる(笑

NewsOLさま

「そいつは帽子だ!」危なっかしくて見てらんねぇ、という感じだと思いますが、今後ともよろしくお願いします。

Posted by gon@NewsOLさまへ at 2008年07月23日 22:36
ある言葉に対して、「自分は傷ついたー」と喚いた人は被害者で、それに対して、表面上は耐えてなにも泣き言を言わなかった人は被害者ではないのでしょうか。

ちろさんも、さめさんも、NewsOLさんも、「死ぬのはやつらだ」さんがたんぽぽさんに対して、どのような言葉を投げつけたのか、もう一度よく読んで、考えてみませんか。

ごんさんも「フェミニスト」を自称するのなら、「本人に聞け」などといってすますのは無責任ではないでしょうか。

さめさん

「死ぬのはやつらだ」さんの下のような言葉には、トゲもなにもないと、あなたは思うのでしょうか。

>一度、あなたと寝てみたいですね。

>濃いミルクを注いであげましょうか?
>Posted by 死ぬのはやつらだ at 2008年07月21日 04:06

http://taraxacum.seesaa.net/article/103157045.html
Posted by かつ at 2008年07月23日 23:55
みなさんおはようございます。

爽やかな朝ですね。

今日も沖縄は暑くなりそうです。
こんな日は苦いコーヒーじゃなくて、
ミルクのたっぷり入った
アイスカフェオレな気分です。

今、「愛すカフェ俺」ってなった。

朝から、脱力させてごめんなさいね(笑
なんか南郷さんのウイルスに
感染しちゃったみたい...。

< 「南郷ウイルス」なんておこがましい。全然まだまだだ、という突っ込みは、...どんどんお願いします。↓>

お疲れのさめさん

アイスカフェオレ、お注ぎします。お嫌いじゃ、ないですよね。

さ、みなさんも、遠慮なさらず、

爽やかな今日の日のためにね。

< カフェオレ嫌いなんだよな、ていう方は、ご自分で適当に見繕って、爽やか気分だけを共有しましょうね。 >

ほら、やつらださんもご一緒に。魅力的な女性(だとおもうけど、みなさん)が揃ってますよ。ね。

Posted by gon@みなさんへ at 2008年07月24日 06:48
ごんさん

ごんさんの入れてくれたアイスカフェオレをいただきつつ、ちょっとスペース貸してくださいね。

かつさん こんにちは

やつらださんの文面はそこだけ切り取ればデートのお誘いに見えますが・・・。

前後を見ればトゲがあるのはわかります。でもたんぽぽさんやたんぽぽさん支持の方々の文面にもトゲはあると思います。たんぽぽさんが傷ついても騒がず耐えているとするかつさんの見方はよくわかりません。彼女は傷つくと(かどうか知りませんが)記事にしてエントリーを上げているように私には見えます。

今回の件は発端はたんぽぽさんの行動だったと理解しておりますが、その後延々半年も引きずるような話ではない、つまり今ではただのあげ足取り・喧嘩の類と化してしまっていると私は認識しております。その過程で、ひどい言葉を用いたのは双方(論理派・共感派**)同じです。論理派のみなさまも相当にひどい言い回しを使われています。そして直接的に問題視されるような単語が含まれていないものでも、絶妙のタイミングで相手が最も気にしていることを選んで発言したならばそれは問題でしょう。

誰かの文面の一部分だけを切り取り批判するというのもこの半年間、双方において行われてきたことです。そちらの流儀にのっとるならばまずはお仲間から注意されるとよいと思います。

どなたかも書かれているよう、たんぽぽさんが他人のことを書くのをやめてくれたら騒動は終わると思っています。

議論の練習の筋トレのつもりという意見もありますが、筋トレにしてはあまりにも多くの人が傷つき過ぎです。

*相変わらずツメが甘くブックマーク1つつけておらずどれも根拠を示せずすみませんが、これ以上本件に割く時間はありません。

**便宜上2つに分けています。

私としてはかつさん相手に筋トレするよりも省庁相手、そして味方の中に潜んでいる敵相手、に実戦に赴く方にウエイトを置きたいと思います。かつさんを敵だとは思っていません。出来ればもう騒動を離れて別の有益なことをお話していけたらと願います。

上記文面で「自分にとっての切実なもの」を傷つけられたという方がいらしたら申し訳ありません。
Posted by さめ at 2008年07月24日 15:40
さめさん

「筋トレ」とはおそれいりました。
それは、ずいぶんと「上から目線」の「傲慢」な言葉のように思います。

もちろん、あなたにはあなたの大切な仕事があるのは承知しています。なにも、それを放ってまで、「騒動」について理解しろとか、「騒動」についての意見を述べよ、などということは申しておりません。

なお、どっちもどっちだというご意見のようですが、言論には言論のルールというものがあるのではないですか。私が問題にしているのは、やつらだ氏の言葉は、そのルールを完全に逸脱しているのではないのかということです。

ごんさんは、かまととぶってますが、あなたは、やつらだ氏の「濃いミルク」という言葉がなにを意味する性的な隠語か、本当にご存じないのでしょうか。これはsemenのことですよ。
Posted by かつ at 2008年07月24日 16:44
みなさん

朝の予想通り、今日は熱かったですね。
それで、茹だった頭、火照った身体、を持てあましてる、そんなみなさんのために、
かき氷セット用意しましたよ。

では、さっそく...。

手動なので汗をかきかき、
勢いよく、が〜っと氷を削ります。

ほら、真っ白な氷の山、スモールライト使って探検したい気分だよ、

さ、さ、シロップをかけましょう。
今日はすっきり、レモンの気分です。
・・・よし、オッケー!
仕上げは練乳、お好みでどうぞ。
あたしは、たっぷりかけます。

はい、すゞやかなかき氷、おまちどおさま

どうぞ。


< 爽やか、涼やか、なの嫌いな方とか、今、かき氷の気分じゃない方とか、燃え上がりたい方は、こちら >


熱々の、レモンティー。召し上がれ

http://jp.youtube.com/watch?v=xmQHKjiudgY

Posted by gon@みなさんへ at 2008年07月24日 18:08
あの一件に関して発言するとすれば もう充分です。

まだあきたらないのであれば
戦いたい方々だけが戦いなさい。傷つけあって楽しい方々だけが残りなさい。
自分の意志で。・・・という事だけです。

ニンゲンて もうすこし賢い動物だと思ってました・・・。
(自分は例外の大馬鹿野郎だとしても 他の方々は、少なくとも・・・)
そう、期待してはいけないか・・・

ごんさん! ちろにもかき氷ください! 
レモンシロップも、コンデンスミルクも た〜っぷりかけてね!
シャクシャク食べるんだ!コメカミやミケンが痛くなるまで ヤケ食いするっ! 
お腹壊してもいいから!
Posted by ちろ at 2008年07月24日 22:15
ちろさん

私があなたに「考えてほしい」と言ったのは、「騒動」について、あっちに付けとか、こっちに付けとかいう、くだらぬ「勢力争い」に、あなたを巻き込むためではありません。

以前も言ったような気がしますが、人に対する好き嫌いと、物事の是非についての判断は、分けて欲しいということだけです。

これは、むろんさめさんや、その他の人らに対しても言いたいことです。
Posted by かつ at 2008年07月24日 23:10
あ〜あ

みなさん熱い中お仕事で疲れちゃって、ちょっとやそっとぢゃおさまんない、って感じですね...。

んじゃ、しょうがないから、gonカフェ、夜の部に突入、します。ぱちぱちぱち、はい、喝采。

♪いつものように幕が開〜き〜

< 何か、出てきそうでやだな。この唄って、こんなんだったっけ...。 >

すっきり爽やかなのはお気に召さない方がいらしたようですので、今回は、ジャジャーン!

焦げ茶色のボトルにクリーム色のラベル!

ということで、カルーアミルクです。甘いからってがばがばやってると、やられちゃいますよ。気をつけてね、みなさん。

♪どうしたんだ、へへいbeby!
 機嫌直してくれよ〜
 いつものようにキメて
 ぶっとばそうぜ〜ぃえぃ!

楽しく行こうぜぃ。


< 勝手に行間読んで、妄想するならよ...。 >

Posted by gon@みなさんへ at 2008年07月24日 23:35
ごんさん、こんばんは。

私はあなたの「そいつは帽子だ!」を読むのがとても好きでした。

でも、「そいつは帽子だ!」を綴っていたあなたが、たんぽぽさんのところで繰り返した行為はとても受け入れることができませんでした。私がたんぽぽさんならどれほど苦しかったかと思うと。

さようなら、ごんさん。
Posted by くろ at 2008年07月25日 21:56
「短かった黄金時代」二人の詩友はそこはかとない青春時代を謳歌したのだろう。
早稲田大学で一緒だった鮎川信夫と森川義信は前後して南方前線に出征した。森川は死に、鮎川は生還した。「遺言執行人」とは生還した鮎川のことで、「地下に眠るM」とは森川のことであった。詩人によると「死」は一般の中に解消されるものでなく、個人Aあるいは個人B、とその人によって個別な関係の中で語られるべきものとされる。その個別の「死」を回顧するとき、後ろめたさとともに、人は「さよなら、太陽も海も信ずるに足りない」というような、絶望ともとれるような乾いた空虚のなかに身を投じなければならないのか。自虐を道づれにしながら、「手紙の封筒を裏返すような」反転して時間が「影も、形も」なくなるような「黒い鉛の道」を歩んでいかなければならないのだろうか。


「死んだ男」 鮎川信夫

たとえば霧や
あらゆる階段の跫音のなかから、
遺言執行人が、ぼんやりと姿を現す。
―これがすべての始まりである。

遠い昨日……
ぼくらは暗い酒場の椅子のうえで、
ゆがんだ顔をもてあましたり
手紙の封筒を裏返すようなことがあった。
「実際は、影も、形もない?」
―死にそこなってみれば、たしかにそのとおりであった。

Mよ、昨日のひややかな青空が
剃刀の刃にいつまでも残っているね。
だがぼくは、何時何処で
きみを見失ったのか忘れてしまったよ。
短かかった黄金時代――
活字の置き換えや神様ごっこ――
「それがぼくたちの古い処方箋だった」と呟いて……

いつも季節は秋だった、昨日も今日も、
「淋しさの中に落葉がふる」
その声は人影へ、そして街へ、
黒い鉛の道を歩みつづけてきたのだった。

埋葬の日は、言葉もなく
立ち会う者もなかった
憤激も、悲哀も、不平の柔弱な椅子もなかった。
空にむかって眼をあげ
きみはただ重たい靴のなかに足をつっこんで静かに横たわったのだ。
「さよなら、太陽も海も信ずるに足りない」
Mよ、地下に眠るMよ、きみの胸の傷口は今でもまだ痛むか。



今日は、久しぶりに酒を飲み、二番目に好きなKEITH JARRETTのDEATH AND FLOWERを聞きながらこの二人の詩を読んだら少し泣けてきた。



「哀歌」   森川義信
 枝を折るのは誰だろう
 あわただしく飛びたつ影は何であろう
 ふかい吃水のほとりから
 そこここの傷痕から
 ながれるものは流れつくし
 かつてあったままに暮れていった
 いちどゆけばもはや帰れない
 歩みゆくものの遅速に
 思いをひそめ
 思いのかぎりをこめ
 いくたびこの頂に立ったことか
 しずかな推移に照り翳り
 風影はどこまで暮れてゆくのか
 みずからの哀しみを捉えて佇むと
 ふと
 こころの侘しい断面から
 わたしのなかから
 風がおこり
 その風は
 何を貫いて吹くのであろう



「いちどゆけばもはや帰れない」日々生きるということはそういうことかもしれないね。今日はちょっと感傷でした。



Posted by さよならの向こう側 at 2008年07月25日 22:04

残念だなあ、考え直してくれないかなあ。

でも、しょうがない。覚悟の上だもの。今回のはね。

♪バイバイバイバイさようなら
 会いたくなったらまた来いよ
 言い訳なんかいらないよ
 会いたくなったらまた来いよ

くろさん、

(万が一)今度いらしてくれるようなことがあったら、どのへんの「そいつは帽子だ!」が気に入っていたのか教えてね...。

Posted by gon@くろさん at 2008年07月25日 22:17
むうぅ。

詩に対しては、詩のお返し、といきたいところなんだけど、あたしは「友情」を書いた詩が極端に少ないことに気付いた。

< 「やっぱ友だちいないんだ」なんて嘲笑わないでね。まあ、どう受け取ってもいいけど、さ。・・・でも、いちいち心情を吐露する、って、面倒な癖、ついちゃったな >

う〜ん「友情」か。あたしの中では、それなら、漢詩が一番。なんだけど。

今日は取りあえず、上のおふたりの「詩情」にひたってみませう。

・・・しっとりと、いい気分です。



ところで、さよならの向こう側さま、どこかでお会いしてます?

「返歌」が思いついたら、ここにも、書きますね。(ほどほどに期待して)待っててください。

Posted by gon@さよならの向こう側さん at 2008年07月25日 22:45
議論をするならば賢く戦略的にやりましょう・・つくづく、しみじみそう思う。

気に入らない、間違っていると思う相手をやり込める、叩く・・をしたいならば、
事前の研究も欠かさず、
他の仲間への根回しも忘れず、自分が絶対に悪者にならないように周到な準備をすべし。
言論も論理でキチンと武装すべし
常に論理的にコメントを書くことで、誰も文句を言えなくなる。
感情でおかしいと感じてもその感情を論理的に表現出来なければ、賛同者がたとえ多かろうとも自分のあとに続いて意見してくれる人は生まれない・・


戦略的議論を構築する自信がないのならば、しばらくは静かに、そう静かにことの成り行きを見守る方がいい。
長い目で見れば、相手は言ったモン勝ちになどならないんだよ。この騒動が本当に収まった時にこそ、真の相手の姿が見えてくる。
Posted by 名前はまだない・・ at 2008年07月30日 10:49
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