「フェニックスリーグ、西武0-4阪神」(11日、南郷)
虎弟は11日、フェニックスリーグで西武と対戦。4-0で勝利した。
西武はCS第2ステージへ向けた調整のため、ほぼ1軍のベストメンバーをそろえた。対する阪神は全員2軍ながら、能見、橋本健、太陽、筒井が完封リレーだ。
攻撃陣も四回、今季中継ぎとして47試合に登板した岡本真をとらえた。一死一、三塁から岡崎の犠飛で先制し、続く大城が右前に運び2点目。八回にも橋本良の適時打で2点を加えた。
平田2軍監督は「(西武は)調整中だから」と言いながらも「いい経験になった。いい緊張感で試合ができたよ」と満足げ。西武・渡辺監督も「阪神のピッチャーはいい。普通に良かったよ」と舌を巻いた。
1軍は優勝を逃したが、その一方で若虎は確実に成長している。来季に向け、明るい材料が見えた。