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急浮上する安価な旧機種、現行機種も値下げじわじわ

急浮上する安価な旧機種、現行機種も値下げじわじわ
"Touch Diamond(S21HT)"
 夏の新機種はすでにすべて出そろい、勢いも落ち着いている10月の“枯れ”期。ここに来て急浮上する端末が登場するなど、ランキングにやや変動が見られるようになっている。なぜ変動があるのか、急浮上した端末は何か。早速、今回の端末販売ランキングを見ていこう。

●706iシリーズが今回も上昇、上位に食い込む機種も

 ドコモ端末の販売ランキングは、下位の端末にやや大きな変動が見られる。

 首位はパナソニック モバイルコミュニケーションズ製の「P906i」が獲得。6月の発売以来、無傷で連続首位記録を「19」に伸ばした。

 続いて2位にNEC製の「N906iμ」、3位にシャープ製の「SH906i」、4位にNEC製の「N706i」(前回6位)、5位にパナソニック モバイル製の「P706iμ」が入った。P906i、N906iμ、SH906iの人気3機種に順位の変動はなく、キャリア総合ランキングでも1位から3を変わらず占めている。

 今回やや大きく順位を上げたのは、4位のN706iと7位の「N706iII」、10位の「F906i」の3機種。それぞれ6位から4位、10位から7位、ランク圏外(14位)から10位に浮上した。最近は現行機種もやや値下げして販売する店舗をちらほら見かけるようになり、今後、割安感の出た機種が再浮上することも考えられそうだ

 一方ドコモ端末は夏モデル906iシリーズが発売から約4カ月、706iシリーズも3カ月以上経っており、次のモデルはまだかという時期になっている。割安感が出た現行機種か、それとも新機種を待つか。今、携帯を購入しようと考える人にとっては悩みどころの時期ともいえる。

 なお、2007年は11月1日に冬モデル905iシリーズと705iシリーズが発表された。今年はいつ頃になるだろうか。

●今回も多くの機種で順位が変動──ランク圏外から躍進した機種も
 
 au端末のランキングも10機種中8機種で順位が入れ替わり、前回に続いてかなり変動が見られた。

 首位はシャープ製の「W62SH」(前回2位)が獲得。前回、東芝製の「W61T」(今回2位)に奪われた首位を奪い返した。

 続いて3位にソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製の「W62S」(前回4位)、4位にパナソニック モバイル製の「W61P」(前回3位)、5位にシャープ製の「URBANO」が入った。上位は、1位と2位、3位と4位の機種の順位がそれぞれ入れ替わった。

 今回大きく順位を上げたのはソニー・エリクソン製の「フルチェンケータイ re」。前回のランク圏外から10位に浮上し、久しぶりにランキングに復活した。

 au端末も他キャリアと同じように新機種が気になってくる時期だ。昨年は2007年秋冬モデルを10月16日に発表したが、KDDIの小野寺社長が「今回は自信あり」と話した2008年秋冬モデルの発表はいつになるだろうか。「ワイドVGAの有機ELディスプレイ」などともに、どんな魅力的な機種が登場するか大いに期待したい。

●2007年夏モデルの「816SH」が驚異の躍進

 ソフトバンクモバイルは、商戦期の狭間の“枯れ”期になると旧機種をうまいタイミングで値下げするキャリアだ。この効果が今回のランキングにも表れた。

 首位は前回と変わらずSamsung電子製の「821SC」(2008年4月発売)が獲得。連続首位記録を「3」に伸ばした。

 続いて2位にパナソニック モバイル製の「820P」(2007年11月発売)、3位に「iPhone 3G」、4位にシャープ製の「AQUOSケータイ 923SH」、5位に同じくシャープ製の「FULLFACE 2 921SH」が入った。

 今回は上位1位から6位に順位の変動はなかったものの、6位に入った「コドモバイル 820T」(前回16位)と7位に入った「816SH」の大躍進に驚かされる。

 特に816SHの前回の順位は、おそらくほとんど売れていなかったであろう37位。「実質0円」の割安端末として各店舗が一斉にプッシュし始めたとたん、これだけ人気が出てしまう。旧機種の人気は価格とキャリアの値付け戦略のタイミング次第のようで、ソフトバンクモバイル端末の動きは相変わらず読みにくい。

●ランキングは大きな動きなし──次回、「Touch Diamond」の躍進に期待

 イー・モバイル端末は登場する顔ぶれに大きな変化はなく、順位の変動も少ない。

 首位は7.2Mbps通信対応USB型の「D02HW」が獲得。続いて2位にUSBスティック型の「D11LC」、3位に7.2Mbps通信対応USBスティック型の「D12LC」がランクイン。前回と変わらず、1位から3位までデータ通信端末が占めている。

 今回の変動は、前回4位だったベーシックな音声サービス対応端末「H11HW」がやや順位を下げて7位に。代わりにワンセグ搭載の音声サービス対応端末「H11T」とExpressCard型のデータ通信端末「D03HW」がそれぞれ4位と5位に浮上した。

 次回は10月10日に発売されたイー・モバイルの注目機種「Touch Diamond(S21HT)」の順位に期待したい。上位を占める人気データ通信端末の一角を崩すほどのスタートダッシュを決めてくれるだろうか。

※イー・モバイルの端末はまだ機種数が少なく、データ通信端末は別掲するPHS・データ通信端末のランキングと重複する部分もありますが、このランキングは「イー・モバイルの全機種」が対象となります。今後、機種数が増えるに従って対象範囲を調整することも計画しております。なお、イー・モバイル端末はキャリア総合ランキングの対象にも含めてあります。

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