桜井淳所長はピサの斜塔より前に建設されてやはり傾いている中国蘇州市虎丘塔を見学-なぜピサなのか-
テーマ:ブログ桜井淳所長は、ここ、四半世紀の間、仕事仕事で、世界を駆け回っており、世界の歴史的遺跡・建築物は、もちろん、良い意味でも悪い意味でも、特に話題になっている建築物、たとえば、イタリアのピサ市にある"ピサの斜塔"だけでなく、日本でも「蘇州夜曲」で有名な中国蘇州市にあって、"ピサの斜塔"より前に建設され、"ピサの斜塔"並みの立派な建物で、"ピサの斜塔"並みの傾き(約4度)の"虎丘塔"を見学し(1995年)(『桜井淳著作集第5巻-安全とは何か-』参照)、強い関心を持ったそうですが、"虎丘塔"は、961年に建設され、"ピサの斜塔"は、それよりも約200年後の1173年に建設されていましたが、なぜ、"ピサの斜塔"だけが有名になったのか、歴史を誇る欧州先進国ということだけなのか、その必然性が良く理解できないと言っていました(桜井所長には両者の建物の全体的な大きさ・高さ・傾き・雰囲気とも同じように感じられたそうです)。