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“主役”の自殺でロス疑惑に幕、「まさか…」捜査官も絶句

10月12日3時2分配信 読売新聞


 【ロサンゼルス=飯田達人】四半世紀もの間、社会の関心を集めた「ロス疑惑」が、主役の自殺という形で突然、幕を閉じた。

 米自治領サイパン島で7か月にわたって拘束され、米ロサンゼルスに移送されたばかりだった元輸入雑貨会社社長、三浦和義容疑者(61)(日本で無罪確定)が10日夜(日本時間11日昼)、ロス市警の拘置施設で自らの命を絶った。この日午前に面会した日本総領事館の館員は衝撃を隠しきれず、今回の捜査を担当したロス郡検事局の捜査官も「まさかこんな展開になるとは」と絶句した。

 「自殺するなんて全く信じられない」

 この日午前10時すぎ、ロス市警の拘置施設内で、三浦元社長と面会した日本総領事館の出木場勝・領事部長はそう振り返った。

最終更新:10月12日3時2分

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