タイの人身売買問題を、反日韓国人が全部に日本のせいにする映画「闇の子供たち」  

2008年 07月 17日
 当サイトが総身で反対している児童ポルノ禁止法改悪問題にあたり、映画「闇の子供たち」のパブリシティが、利権や言論統制で振るうための大きな刀を欲しがっている規制派のおためごかし正当化の“錦の御旗”になりかねない状況に。困ったモンです。

 中日新聞夕刊2008年7月15日夕刊の[即興政治論]でも、映画の原作者ヤン・ソギルのインタビュー記事が掲載。ここではタイにおける児童搾取問題を日本の責任へ差し向けるよう謀った定義が2点あげつらえてありました。

 1点目は、
 『タイのストリートチルドレンや貧困層の子どもたちが臓器売買の道具にされ、それを重病の我が子を救うために日本の裕福層の親が子どもに移植させている。タイの子どもが生きたまま心臓を切り取られたのは日本のせいだ!』
 などいという、何とも韓国人らしい、日本人へのおとしめの悪意が感じられるもの。(臓器売買に手を染めるその他大勢の白人に関しては黙殺かよ!)

 これだけでも心外甚だしいのですが2点目はより深刻。

 『タイでストリートチルドレンが売春宿で監禁され、性搾取用に売買された上、病気になったあとは虐殺されてゴミのように捨てられる。だから、日本の法律も児ポ単純所持処罰を先送りせず今すぐ通せ』、という支離滅裂なもの。

 じゃあ宮沢りえ「サンタフェ」とかジュニアアイドル写真集や映画の焚書騒ぎを日本で起こし、性的な描写もある手塚治虫や小山ゆうの漫画や名作少女漫画を発売禁止、「ケンちゃんシリーズ」や「あばれはっちゃく」のお風呂場面も破棄処分、家族や我が子の着替え・水浴び・お風呂のスナップを全家庭でアルバムから剥ぎ取って捨てるように一斉勧告、おまけに「キューティーハニー」や「セーラームーン」は放送禁止。日本をそんな世の中にすれば、タイの人身売買がなくなるですって?何寝ぼけてんの?何のおまじない?


 さらに「日本の小学5・6年の少女は渋谷にあこがれて家出し売春をやっている」と、メチャクチャで根拠の無い侮日発言を豪語(ホントにそう書いてある!)、記者でインタビュアーの清水孝幸はこの反日家に骨抜かれてウンウンと頷くように肯定して記事にしています。……あんた売国奴?

 因みに、タイへの買春ツアーは'90年代後半に(なぜかメイン買い手である白人はお咎め少なく日本人だけ集中砲火されて)問題となりましたが、'99年の「児童買春・児童ポルノ処罰法」成立と同時に、そのテの日本人の買春も斡旋も不可能、事実上消滅となりました。

 尚、タイをはじめとする途上国での少女少年売春の買い手は、今も変わらず白人が圧倒勢。なのに“買い手は全部日本人”と情報操作されて世界に広められている日本人差別の現状は、ブログ白人のいる風景さんが真実を暴いてくれています。

 さらに記事中ヤン・ソギルはタイで少女ダンスショーを観に行った時、(←てお前も入場きっぷ買ってんじゃねーか!)後ろを振り向いたら90%以上日本人だらけだ!としたり顔で得意げに放言してますが、“日本の小5は渋谷で売春”と平気で言い放ってるこいつの証言は、極めて信頼性に欠けると言って良いでしょうね。
 日本人観光客でも韓国人でも白人でも普通に入れるダンスショーで子どもが出演させられているというタイの観光地のリアル状況を知らしめるのではなく、“タイでの児童搾取は全部日本人”と印象操作して植えつけようというこいつの悪意は火を見るより明らか。

 目を覆うような子ども達の人身売買の最たる要因は、その国の貧困と、それによる主従・優越関係によって引き起こされます。
 日本のグラビアアイドルやAV、漫画やアニメやボーイズラブが原因ではありません(あたりまえだ!)。なのに反日による責任転嫁と濡れ衣が、ヤン・ソギルと中日新聞の記者 清水孝幸によって私たちに着せられようとしています。


 この映画のプロパガンダを利用し、児ポ単純所持処罰化、漫画弾圧、表現規制、情報統制の巨大な刀の獲得にヨダレをたらす連中のすり替え理論、及び在日・反日の侮日活動に決して飲まれないよう、みなさんも気を確かにして各メディアに触れて頂くようお願いします。
 冷静沈着に情報を取捨選択していきましょう。乗っ取り反日に操られてることに気付かず、映画イデオロギーによる稚拙な感情論に流されてこぶしを振り上げるなんて愚の骨頂!

 虐殺されてるタイの子どもを本当に救いたいなら、そのタイの人身売買組織へに乗りこんで黒無く叩き潰すのが筋。それがなぜか、日本の創作表現とかメディア財産所持を禁止する法制定の方向へすり替えられているという野田聖子のマヤカシ論に、鋭い人ならすぐ気付けるはずですから。(こちらは表現の数だけ人生が在るさんが俎上して下さってます)
▲反日韓国人が、「日本の渋谷では小5女児が売春している」という讒言を日々言いふらしており、その理屈を鵜呑みに記事にする中日新聞。みなさん、渋谷で小学生売春婦をみかけたことありますか?報道を聞いたことありますか?

by kitaharak | 2008-07-17 10:55 | 規制反対 | Trackback | Comments(7)

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Commented by 怒りの日 at 2008-07-24 23:43 x
とうとうこの男が出張ってきましたか。前々から思ってきたのですが、この梁という男は、「オレと奴等は違う、オレと価値観の違う人間は皆バカだ」式の物言いしか出来ない三流文士です。
そこには何の人間洞察も見られない。「在日」という立場を特権化し、自らをアジア的真理の体現者であるかのように錯覚しているのではないか。
梁は以前、連合赤軍事件を「日本人的」などとほざいていました。まさしく笑止千万です。梁をはじめとする規制派は、純化してはならないセンシティブな内面の部分を純化しようとしているわけで、連赤の陥った不毛な倫理主義の泥沼と性質が同じだからです。

あと、「韓国人」「在日」という点を侮蔑的に強調するのはやめて下さい。在日のクリエーターさんや、私達と共に闘っている在日の人々に対し、失礼です。
Commented by ひまひと at 2008-07-26 08:24 x
上に同意見です。
「韓国人」「在日」をひとくくりにして否定するのは、批判対象と同じ愚をおかしていることになると思います。
Commented by infantrytank at 2008-07-29 23:19 x
<「韓国人」「在日」をひとくくりにして否定するのは、批判対象と同じ愚をおかしていることになると思います。

これについてはたしかにそうであろう。だとすれば梁石白氏の週刊エコノミスト(7/22号)での「性に対する意識が緩い日本人」という趣旨の発言がほめられたものでないことはいまさらいうまでもあるまい。この発言は、聞き手となっているライターであるりんたいこ氏の「日本は、アジア最大の買春送り出し国であると同時に、世界最大の自動ポルノ生産・供給国であるといわれています。そこには、日本人の、他のアジア諸国に対する驕りがあるように思うのですが。」の発言にたいするものであるから笑っては済ませられない。すくなくとも梁石白氏は自分が「日本人」でないことを最大限に悪用し「日本人」をひとくくりにして野蛮人扱いしようとしている。
Commented by ダブルオーGEASS at 2008-08-24 21:17 x
この記事についてですが、少なくともJCJ(日本ジャーナリスト会議)としんぶん赤旗に講義の意味で送っても良いと思います。なぜなら両紙とも、人身売買の事実を理由に日本への帰責を正当化しているからです。
Commented by ランナー at 2008-08-31 21:12 x
この映画の作者は、統一協会との関係が深いようです。

1998年、カザルスホールで開かれた「済州島四・三事件追悼コンサート」に出演した合唱団の
半分は統一教会信者で構成されていました。

このコンサートの実行委員会の企画運営者に、
梁石日
が加わっていたからです。
Commented by 怒りの日 at 2008-09-05 01:26 x
統一教会との関係を安易に言い立てるのは早計だと思います。あいつらは、どこにでも潜り込んできますから。

梁石日は政治的には左翼ですが、日本の学生運動には殆ど無関心でいたとの事。1970年前後までは北朝鮮を「どちらかというと支持」していたが、総連に対しては一貫して批判的だったという。現在も、一部の左翼の間では根強い信頼があるようです(無論、左翼にも規制反対派の人はいますので、念の為)。
映画の方は阪本順治が監督していますね。主人公の位置付けを変えているようで、監督のインタビューもありますが、もう少し情報が欲しいです。
Commented by 七誌 at 2008-09-19 14:41 x
闇の子供たちは映画では欧米人が売春してるところが描かれてましたよ。

左翼は基本的には統一教会とは政治的には遠いんですがね。
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