2008年10月11日 20時50分更新
岡山県と香川県を結ぶ瀬戸大橋で、橋を支える、高さ175メートルの塔の頂上に登るツアーが行われました。
このツアーは、瀬戸大橋を管理する「本州四国連絡高速道路」が行ったもので、与島パーキングエリアには倍率10倍の抽せんで選ばれた親子連れなど、150人が集まりました。
ヘルメットをかぶった参加者は車道の下を走る通路に入り、担当者から橋の構造について説明を受けながら橋を支える塔を目指しました。
通路の足場は格子になっているため、下の海が見えるうえ、横を列車が通るたびに揺れるため参加者たちはしっかりと手すりを握って歩いていきました。
そして、エレベーターを使って塔の頂上まで登りハッチを開けると、目の前に雄大な風景が広がり参加者たちは歓声をあげていました。
11日はもやがかかっていましたが、参加者たちは175メートルの高さから見下ろす瀬戸内海の風景を写真に撮ったりしながらツアーを満喫していました。
香川県から参加した男性は「高くて怖いですが景色がきれいです。貴重な体験をさせていただきました」と話していました。