秋の九州大会出場をかけた、高校野球県予選の決勝戦が宮崎市で行われ、宮崎日大が春に続き、2季連続の優勝を果たしました。宮崎市の、ひむかスタジアムで行われた決勝戦。初回から宮崎日大が先制しました。宮崎日大は、初回、ヒットとエラーなどで、1点を先制し、なおも、ツーアウト1、3塁のチャンスに6番、福山がセンター前にタイムリー。この回、さらに1点を加え、3点のリードを奪います。対する日章学園は、4点リードされて迎えた、3回。立て続けにタイムリーツーベースが飛び出し、2点を返します。しかし、このあと、追加点をあげ、引き離した宮崎日大が5対2で勝ち、春に続いて、2季連続の優勝を決めました。宮崎日大と日章学園の両チームは、来年春のセンバツ出場をかけて、今月24日から佐賀県で開かれる九州大会に出場します。
環境や資源について考えるフォーラムが、宮崎市で開かれました。フォーラムでは、雑誌でごみ減量に関する連載などを行っている日之影町出身の漫画家、赤星たみこさんが講演しました。この中で、赤星さんは、ごみ減量に取り組んだきっかけや、減量への具体策を話しながら、環境のためには、たとえわずかであっても行動を起こしてほしいと訴えていました。(漫画家・赤星たみこさん)「ひと握りの立派な人が、100メートル先200メートル先にいくのではなくて、何も興味のない人が一歩進むこと、100万人が一歩進むことの方が効果が大きい」このあと、ドイツ在住の音楽家、松元美裕子さんが、環境対策先進地・ドイツの取り組みや、独唱などを披露し、参加者は、自分たちをとりまく環境の大切さを改めて感じていました。
県内の医療をテーマに、東国原知事と語るパネルディスカッションが、宮崎市で開かれました。これは、県内の女性たちでつくるNPO法人、「100人委員OGの会」が開いたもので、約100人が参加しました。パネルディスカッションでは、まず、女性の医療従事者をサポートするための取り組みが紹介され、これに関連して東国原知事が、「医師たちを育てる環境づくりを重視した施策を今後考えていきたい」と答えました。このほか、全国でもトップレベルにある県の周産期医療の現状について報告があり、参加者たちは、県内の医療のあり方について学んでいました。
300年余りの歴史を持つ日南市の堀川運河では、復元された帆付き木造漁船、「チョロ船」に行楽客が乗り、秋の景色を楽しみました。この催しは、日南市がチョロ船の運航を新たな観光資源として確立していこうと、モニターツアーの一環として行ったものです。11日は、宮崎市から参加した夫婦が、チョロ船に乗船し、地元保存会のメンバーの案内で、飫肥杉でつくられた屋根つきの夢見橋などを、船上からのんびりと眺めていました。市では、チョロ船のモニターツアーを毎月1回実施していて、来年4月から本格運航していくことにしています。
本格的な男声合唱を楽しんでもらおうと、三股町で、コンサートが開かれました。町立文化会館で開かれたコンサートでは、県内の伝統ある男声合唱団、フルトン男声合唱団をはじめ、町内の小学校の合唱団も参加し、「春の小川」や「故郷」といったなじみ深い曲などを披露しました。聴衆は、美しいハーモニーに心地よさそうに聴き入っていました。
プロ野球のセ・リーグは、昨夜、読売ジャイアンツが、リーグ連覇を決め、キャンプ地・宮崎市でも、多くのファンが優勝を祝いました。最大13ゲーム差を逆転し、マジック2で迎えた昨夜のヤクルト戦。ジャイアンツが勝ち、2位タイガースが負けると、ジャイアンツの優勝が決まるとあって、宮崎市の一番街には、大勢のファンが詰め掛けました。試合は、ジャイアンツがヤクルトを3対1で下し、タイガースの結果を待つことに。そして・・・。優勝決定の瞬間・胴上げ一番街の決定の瞬間ジャイアンツの2連覇が決まった瞬間、会場からは、大きな歓声が上がりました。ファンは・・・「じいちゃん、父ちゃんの代からファンなんですよ。うれしいです。」「是非パレードを日本一になってこの橘通りでやってほしいと思ってます。」このあと、会場では、読売巨人軍宮崎協力会の会長である宮崎市の津村市長らが鏡開きを行い、祝い酒が振る舞われました。ジャイアンツの宮崎キャンプ50年目という節目の年の劇的な優勝。会場は、遅くまで盛り上がりを見せていました。
西諸1市2町の合併問題で、小林市が高原町に対し、高原町立病院に、指定管理者制度の導入を求めていることを受け、10日夜、高原町で、住民説明会が行われました。小林市、高原町、それに野尻町の合併協議会では、高原町立病院の今後の運営方法が懸案となっていて、昨夜の説明会には、地元住民ら、約200人が参加しました。11日夜は、公立での病院運営を求める高原町に対し、小林市が、高原町立病院に指定管理者制度の導入を求めていることなどが説明されました。これに対し、住民からは、「指定管理者制度が導入されれば、病院の質が低下するのでは」といった意見が出されました。高原町では、21日の1市2町の会合で住民の意向を報告しますが、小林市と高原町の主張が平行線をたどれば、合併自体が、白紙となる可能性もあります。
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