10日朝早く、茨城県東海村にある日本原子力発電の東海第2発電所で煙が発生するトラブルがありました。これまでのところ作業員らの被ばくはなく、環境への影響もないということです。
午前6時半ごろ、東海村にある日本原子力発電の東海第2発電所にある施設で煙が発生したと、消防に通報がありました。
現場は低レベルの放射能廃棄物を処理する施設で、セラミックの容器に入れた廃棄物を遠隔作業で移動させる際、高温の液体がこぼれ出ました。
原子力安全・保安院によりますと、これまでのところ作業員の被ばくなどはなく、放射能漏れなど環境への影響もないということです。
原子炉は現在も運転を続けているといい、警察と消防が詳しいトラブルの原因について調べています。(10日11:30)