日本サッカー協会の犬飼基昭会長が、Jリーグの開催時期を欧州で一般的な「秋-春制」に移行させることに意欲を燃やしている。現行は3月から12月にかけての「春-秋制」で行われているが、10年からは秋に開幕して翌年春に閉幕する形に変更したいとして、Jリーグに検討を要請している。
背景には、日本代表の公式戦が1月に組まれる回数が増えてきたことへの危機感がある。犬飼会長は「今のままでは、代表選手は休む暇もないし、クラブも代表選手抜きでチームを作らなければいけない」と現行制度のマイナス面を指摘。さらに「(積雪地帯のチームは)1、2月に8試合やるとして、ホームは半分の4試合。(高校野球のために甲子園を空けるプロ野球の阪神のように)全部アウェーでやってもいいはずだ」などと語った。
Jリーグ側は積雪地帯にあるクラブの試合会場や練習場の確保が難しいことなどから「メリット、デメリットが半々」と慎重な姿勢を崩していないが、犬飼会長は「10年秋の移行を実現するためには、年内に構想をまとめないと難しい」と論議を深めることを要求した。【安間徹】
毎日新聞 2008年9月25日 20時52分
ヤクルト | 2−3 | 巨人 | 終了 |
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横浜 | 5−4 | 阪神 | 終了 |
オリックス | 1−4 | 日本ハム | 終了 |