燃えよモンテディオ山形

新聞掲載記事

「1試合1万人以上動員」に協力を メディア懇で海保理事長

2008年09月12日掲載

 サッカーJ2・モンテディオ山形の海保宣生理事長は11日、メディア懇談会の席上、チームの好成績とは対照的に不振が続く観客動員のアップを図るため、新たに掲げた「1試合1万人以上動員」のPRの協力を各マスコミに求めた。また、日本サッカー協会の犬飼基昭会長が提唱している「Jリーグシーズン秋春制移行」については反対の立場を示した。

 今季、チームはJ1自動昇格圏内の2位を維持しているが、ここまでホーム15試合で観客は平均4755人と、目標の6000人を下回っている。このため残りのホーム6試合で平均1万人以上を動員する目標を定め、各マスコミに広報などの支援を訴えた。

 Jリーグの開催時期を現行の「春秋シーズン制」(3−12月)から、欧州で一般的な「秋春シーズン制」(8−5月)に移行する案については、海保理事長は「(冬場の)ホームゲーム、選手の練習場所確保など問題があり、これらを解決できない限り反対。シーズン中にホームで活動できないことは(地域密着を掲げる)Jリーグの理念に反する」と話した。その一方で「日本が世界で活躍すればJリーグの運営にもプラスになる。自分たちの利害ばかりを主張できない」と一定の理解も示した。

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※このページで使用しているモンテディオ山形のチームロゴ、チームエンブレム、および顔写真は社団法人山形県スポーツ振興21世紀協会の承諾を得て使用しています。

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