夏の暑い盛りをエアコンのない熱い稽古場で過ごし、気が付けば秋を感じさせる風が街の様子を窺いながら吹き抜けて行く季節となっていました。
仕事上自分にとって暦の休日なんてあまり意味のないものだけど、赤い数字の日にしか休みが取れない人が大半なわけで、その人達に会う為に連休は生まれてから3才までいた町に帰ってきました。
何年かぶりに歩いた町はとても懐かしく、幼少の頃の記憶が少しずつうっすらと蘇ってきました。
僕が産まれた助産院。今は廃業してしまったらしい。
懐かしさを胸一杯に吸い込み散歩を終え、母方の祖父母、ご先祖様のお墓参りに行きました。
墓地は、小高い山の斜面にあって、しかもうちの墓は上の方にあるので、辿り着くまで一苦労。
墓参りを終えると、叔父と叔母が庭で育てたニガウリを土産に持たせてくれました。
この他にも梅干しや、みょうがの紫蘇酢漬け、栗などももらいました。
これは叔父が漬けたきゅうりの漬物。絶品!!!
また暇を見つけて遊びにくるね、と叔父と叔母に約束をし、次に向かったのは父親の実家。
こちらは、文字通りの田舎で、山と畑に囲まれたなんとものどかな村です。
父方の祖父母、ご先祖様のお墓参りもしたんですが、こっちのお墓も山の斜面にあるもんだから、一日でかなりの運動量でしたよ。
若い頃はお墓参りなんて数年に一度という感じでしたが、30を越え毎年行くようになり、その度心が洗われるような気がします。
今の自分があるのはご先祖様のお陰。
やっぱりご先祖様には手を合わせ、感謝の気持ちを伝えなきゃね。
母方、父方のお墓参りを終え、実家へと帰り一泊することにしました。
そこで、昔のアルバムなんぞを引っ張り出してみたんですが、いやあ、懐かしいやら恥ずかしいやらの写真がてんこ盛りでした。
そしてこんな衝撃写真も!↓
いやあ、温故知新。
古きを訪ね新しきを知るって感じかな。
ちょっと違うか
■無題
ガリガリなBodyもさることながら、水着に時代を感じるね・・・
それにしても、家に帰ろうと思って帰れる家がある事の幸せが感じられるのは羨ましい。
きゅうりは確かに美味ですな。
泣けてくる味だね。