こんにゃくゼリーの製造中止を 死亡男児の遺族が申し入れ三重県伊勢市で昨年3月、こんにゃくゼリーをのどに詰まらせ死亡した小学1年村田龍之介君=当時(7)=の両親の弁護士が30日、名古屋市で会見、名古屋地裁で既に和解した愛知県小牧市のメーカー「エースベーカリー」に商品の製造と販売中止を申し入れることを明らかにした。 国民生活センターが同日、兵庫県の男児が同じような事故で死亡したことを発表。村田君の両親とメーカーが9月5日に和解した条項では、他社の同種ゼリーで事故が起きた場合、メーカーが安全性を確認し、問題があれば製造と販売を中止することが盛り込まれていた。 弁護士によると、母由佳さん(47)は「事故を防ぐため、すべてのメーカーにこんにゃくゼリーの製造販売を禁止してほしい」とコメントした。 一方、エースベーカリーは、兵庫県の事故は既に製造販売を中止しているタイプのゼリーとした上で「現在の商品は改良を加えたソフトタイプで、今後も製造販売を続ける」と違う見解を示している。
【共同通信】
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