2008年10月10日

ドメネク氏で揉めるフランス協会

2006年に行われたワールドカップドイツ大会のときのフランス代表は本当に強かった。(ドイツ大会の部分を書き加えるのを忘れてました。フランス大会のときではありません。ごめんなさい。)

ジダンが最後のプレーということもあって、チームが一丸となってジダンのために素晴らしい花道を作ろうとして必死に頑張っている姿。

私は準決勝のポルトガル対フランス戦をテレビで観戦しました。フランスのシャンパンサッカーの良さを堪能させていただきました。

ジダンのPKが決勝点でしたが、どちらも譲らない良い戦いでした。後半はポルトガルの猛攻を受けたが耐えて耐えて1点を守った。

決勝でイタリアにPK負けをしてしまって(私は寝過ごして試合を見ていません)、準優勝に終わってしまったことが何ともいえないが、大躍進であったことは間違いなかった。

あれから2年後。

ジダンがいなくなってしまって、フランスには絶対的なリーダーがいなくなってしまったのだろうか。

EURO予選リーグでも苦戦を強いられ、ぎりぎりの段階で何とか大会進出ができたのだが、もちろんブックマーカーの優勝オッズの候補としてあげられた。

そしてはじまったEURO。

私はテレビ中継されたオランダ対フランス、イタリア対フランスを観戦しましたが、とても衝撃を受けました。

これが今のフランスなのか。

攻撃がとにかくつながらない。ゴール前でもフリーの選手がいるのにパスを選択しないでシュートを選択したりしていた。組織として戦っているというよりも個の力だけで戦っているといったイメージがあった。

この結果では神頼みでもしなければ決勝進出はできない。いや、神頼みではとてもとても解決できない。このときのフランス代表は女子高のような状態になっていた。

チーム内で仲の良い人同士でのグループを作り、対立をしているグループに対しては目もくれない。ドレッシングルームでの小競り合いが未だに目に焼きついて忘れられない。

こんな状態では、組織としての力がなくなるのは当然のこと。

ベテランと若手の競合がうまくいかなかった。

果たしてそうなのであろうか。私が思うにはチームのまとめ役、取り締まる人が今のチームにはいないのだと思う。それがもしジダンだとしたらジダンの抜けた穴をカバーしきれていないということになる。

無論監督の力にもよって、チームというのはまとまるものだが、ドメネク氏の力だけではおそらくすべての選手を統括するのは難しい。

やはりチームの中でメンバーを引っ張ってくれるような、カリスマと呼べるような選手の活躍が必要であると思う。個の力では他の強豪国の中で勝っているものがあるから、少なくともそのような選手の台頭でチームが変わることは十分ありうる。

※監督が人材不足のために合わないポジションに無理やり選手を合わせるなどをした影響もある。敗戦はチームのせいではない。


荒らし目的のコメントは削除いたしますが、このことについて色々と皆様で話し合ったり議論しあったりしたいです。コメントの投稿よろしく御願いします。

関連記事はこちらのほうになります。

posted by mioeight17 |16:41 | 雑記 | コメント(1) | トラックバック(0)
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ドメネク氏で揉めるフランス協会

フランスWCは単に打ち間違えただけでしょう。よくあることです。

私はフランスリーグ、フランス代表を愛していますし、EUROはかなり気分悪かったがドメネクも別に嫌いではありません。

トゥララン、ベンゼマ、リベリーにつづき他の若い世代も早く成長することを祈ります。

posted by SH | 2008-10-10 18:16

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