表彰事業
新聞協会賞受賞作(1986年〜)

2008年度新聞協会賞

<編集部門>


「石綿被害 新たに520カ所 厚労省は非公表」のスクープなど
アスベスト被害の情報公開と被害者救済に向けた一連の報道
毎日新聞社
大阪本社編集局科学環境部編集委員 大島 秀利

授賞理由

 毎日新聞社は、約3500人分の石綿被害者の資料を入手・分析し、これまで知られていなかった520以上の事業所で労災があった実態を平成19年12月3日付朝刊で特報した。
 厚生労働省が事業所名を非公表とする政策をとっていたなかで、患者支援団体との信頼関係から得た資料をもとに独自に取材し、石綿被害が全国各地、様々な業種にわたる事業所に及んでいたことを明らかにした。この特報により、厚生労働省は方針転換を余儀なくされ、2年7か月ぶりに石綿労災があった事業所名を公表した。
 石綿健康被害救済法の不備により救済対象とならない患者の実情を伝えるその後の特報など、10年以上にわたる地道な取材の成果は、法改正を促し、救済拡大の道を開く価値ある報道として高く評価され、新聞協会賞に値する。
大島秀利(おおしま・ひでとし)=昭和37年8月12日生まれ。昭和61年毎日新聞社入社。大阪本社科学部(現科学環境部)、同社会部、同特別報道部、同社会部編集委員などを経て平成18年10月から現職。


ミャンマー軍兵士による長井健司さん銃撃の瞬間ビデオ映像スクープ
フジテレビジョン
報道局取材センター外信部ミャンマー情勢取材班
 (代表)報道局取材センター外信部バンコク支局長  
青木 良樹

授賞理由

 フジテレビジョンは、平成19年9月27日、ミャンマーのヤンゴンで、反政府デモ取材中の日本人ジャーナリスト、長井健司さんが治安部隊兵士に銃撃され、倒れた瞬間をとらえ、翌28日朝のニュースで報じた。
 ミャンマー政府は長井さんの死亡を流れ弾に当たったと説明し、事実を闇に葬り去ろうとしていたが、このスクープ映像が故意に銃撃された事実を立証し、ミャンマー政府の虚偽と残虐性を暴いた。
 言論弾圧の厳しいミャンマーにおいて、反政府デモの情報を事前に察知し、周到な準備のもと撮影したこの決定的な映像は、各国メディアが報じ、全世界に衝撃を与えた。各国政府の対応と報道の流れを一変させた国際的影響力を持つ価値ある報道として高く評価され、新聞協会賞に値する。

青木良樹(あおき・よしき)=昭和39年2月8日生まれ。昭和63年フジテレビジョン入社。報道局取材センター社会部、同報道センタースーパータイム担当ディレクター、取材センター社会部デスクなどを経て平成17年8月から現職。



長期連載企画「揺らぐ安全神話 柏崎刈羽原発」と関連ニュース報道
新潟日報社
「揺らぐ安全神話 柏崎刈羽原発」取材班
 (代表)編集局報道部部長代理 三島 亮

授賞理由

 新潟日報社は、世界最大の原発集積地を襲った平成19年7月の中越沖地震を契機に、地震発生1週間後の7月23日から約1年間にわたり、原発と地震の問題を深く掘り下げた特集、連載、関連ニュースの報道を展開した。
 震度7を記録したこの地になぜ原発が建設されたのか、国の安全審査に問題はなかったのかとの疑問から出発した取材は、約40年前の柏崎刈羽原発立地決定の経緯を検証、原発誘致にからむ政官財の思惑、原発をめぐる行政、裁判の問題点など、原発問題を多角的に取り上げ、専門的で難解な原発と地震の問題を分かりやすく解き明かした。
 一連の報道の中で、ベールに覆われた安全審査の実態に迫り、断層評価での過ちなど新たな事実を発掘した価値ある報道として高く評価され、新聞協会賞に値する。

三島亮(みしま・あきら)=昭和40年5月9日生まれ。平成元年新潟日報社入社。長岡支社報道部、整理部、報道部、東京支社報道部デスク兼キャップ、報道部次長などを経て平成20年4月から現職。


<経営・業務部門>

緊急時の「事業継続」 検証系システムを活用した紙面制作
信濃毎日新聞社
(代表)技術局技術開発部長 小林 義雄

授賞理由

 信濃毎日新聞社は、大規模災害やシステム障害などの不測の事態に備え、平成18年から独自に開発を進め、本番系システムに付属する検証系システムを緊急時のバックアップシステムとして確立した。
 性能面で多くの制約がある検証系システムを、ハードウエアの一部増強など最小限のコストでバックアップシステムとして構築し、緊急時の紙面制作を実現させるなど経営面に寄与した。また、検証系システムに着目した発想は独自性があり、メーカーの障害対策にも一石を投じるものとなった。
 災害時のシステム障害対策は、社会的にも大きな課題となっているなか、この検証系システムを活用した障害対策は先進性および汎用性があり、新聞発行を継続させる有効な対策として高く評価され、新聞協会賞に値する。

小林義雄(こばやし・よしお)=昭和30年2月3日生まれ。昭和48年4月信濃毎日新聞社入社、電算室主任、制作局電算部次長を経て平成17年7月から現職。



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2007年度新聞協会賞

<編集部門>


「高校必修科目未履修」の特報
北日本新聞社
高岡支社編集部 笹谷 泰

長崎市長銃撃事件の写真報道
毎日新聞西部本社
編集局報道部(前長崎支局) 長澤 潤一郎

連載企画「民(たみ)が立つ」
信濃毎日新聞社
「民が立つ」取材班 (代表)編集局報道部次長 小市 昭夫

NHKスペシャル「ワーキングプア」
日本放送協会
「ワーキングプア」取材班(代表)報道局取材センター社会部副部長 中嶋 太一

<経営・業務部門>

「動く新聞 聞こえる新聞」
東奥日報社
(代表)代表取締役社長・主筆  塩越 隆雄

「静岡かがく特捜隊」の取り組み
静岡新聞社
(代表) 編集局次長兼出稿部長
鈴木 理久
社長室次長兼経営戦略推進部長 渡邊 治彦

<技術部門>

創造と改革 マルチユースと究極の効率化を求めて
新編集システム全面稼働
6つの基本システムを同時並行構築

西日本新聞社
新編集システム推進本部 
(代表)総合工程管理室長兼新編集システム推進本部事務局長 矢野 正美


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2006年度新聞協会賞

<編集部門>

「昭和天皇、A級戦犯靖国合祀に不快感」
  を記した富田朝彦・元宮内庁長官の日記・手帳(富田メモ)に関する特報
日本経済新聞社編集局社会部 井上 亮


「パキスタン地震」一連の写真報道
毎日新聞東京本社編集局社会部(前写真部) 佐藤 賢二郎

連載企画「折れない葦」
京都新聞社「折れない葦」取材班 (代表)報道局社会報道部部長代理 向井 康

検証 水俣病50年
西日本新聞社
「検証 水俣病50年」取材班 (代表)編集局次長兼文化部長 田代 俊一郎


<技術部門>

ATOMシステム〜セキュアでオープンなトータルシステムの構築〜
朝日新聞社製作本部 (代表)システムセクションサブマネジャー 三上 完治

2005年度新聞協会賞

<編集部門>

「紀宮さま、婚約内定」の特報
朝日新聞東京本社社会部皇室取材班 (代表)編集局編集委員 岩井 克己

JR宝塚線脱線事故の発生から運転再開までの一連の写真報道
朝日新聞大阪本社編集局写真センター
(代表)編集局写真センター・マネジャー 佐久間 泰雄

阪神・淡路大震災10年キャンペーン報道「守れ いのちを」
神戸新聞社阪神・淡路大震災10年取材班
(代表)編集局次長兼社会部長 高士 薫

企画「沖縄戦新聞」
琉球新報社沖縄戦60年取材班
(代表)編集局社会部長 玉城 常邦

<技術部門>

新聞用FMスクリーンの実用化
朝日新聞東京本社製作本部(代表)製作担当付 村瀬 岳彦

高位・等品質カラー紙面の自動印刷システム開発と実用化
読売新聞東京本社制作局(代表)技術三部次長 高月 宏一

新システム「コスモスⅢ」 NewsMLは組み版の世界へ
信濃毎日新聞社(代表)技術局長 三沢 寛


2004年度新聞協会賞

<編集部門>

「UFJ、三菱東京と統合へ」の特報
日本経済新聞社編集局経済部 発田 真人/矢沢 俊樹

イラク国連バグダッド事務所爆破テロ〜瞬間映像のスクープ
日本放送協会(代表)「NHKバグダッド」取材班 ヨーロッパ総局カイロ駐在 別府 正一郎

北海道警察の裏金疑惑を追及した一連の報道
北海道新聞社(代表)「道警裏金問題」取材班 編集局報道本部次長 高田 昌幸

キャンペーン企画「拉致・北朝鮮」
新潟日報社(代表)「拉致・北朝鮮問題」取材班 編集局報道部長代理兼編集委員 高橋 正秀

2003年度新聞協会賞

<編集部門>

自衛官募集のための住民基本台帳 情報収集に関するスクープ
毎日新聞東京本社(代表)編集局社会部 大治 朋子

「生保予定利率下げ問題」の一連の報道
日本経済新聞社中国総局(前編集局経済部) 吉田 忠則/編集局経済部 藤井 一明

検証・ハンセン病史
熊本日日新聞社(代表)「検証・ハンセン病史」取材班 編集局報道部次長兼論説委員 丸野 真司


2002年度新聞協会賞

<編集部門>

防衛庁による情報公開請求者リスト作成に関するスクープ
毎日新聞東京本社 編集局社会部  大治朋子

「カブール陥落」アフガニスタンの首都カブール制圧をスクープ
共同通信社編集局写真部  原田浩司 

瀋陽亡命事件のビデオ映像
共同通信中国総局  平井久志

連載「テロリストの軌跡 アタを追う」とそれにかかわる一連の報道
朝日新聞東京本社(代表)編集局編集委員  松本仁一

連載企画「テロと家族」
中日新聞社(代表)「テロと家族」取材班 前編集局社会部部次長  土岐正紀

キャンペーン 断ち切れ 暴走の連鎖 ―「ただいま」が聞きたくて
中国新聞社 (代表)暴走族取材班 編集局社会・経済グループ  高本 孝

シリーズ検証・C型肝炎
フジテレビジョン (代表)報道局報道センター「ニュースJAPAN」編集長  熱田充克

<経営・業務部門>

「全社員入力による事務系改革 ウエブ連携のトータルシステム」
信濃毎日新聞社(代表)代表取締役社長 小坂健介

「広告を編集紙面と同じ鮮度に 総合デジタル化で開く広告の新境地
―仕事の流れが変わる、社員の意識を変える―」
中日新聞社(代表)名古屋本社広告局長 中村淳治


2001年度新聞協会賞

<編集部門>

「旧石器発掘ねつ造」のスクープ
毎日新聞社(代表)「旧石器遺跡取材班」北海道支社報道部長 真田 和義

衝撃に震える児童 ―大阪教育大付属池田小事件―
産経新聞大阪本社 写真報道局 大山 文兄

「やみ融資問題」の調査報道と企画連載 「黒い陽炎―県やみ融資究明の記録―」
高知新聞社 (代表)「やみ融資」取材班 編集局夕刊特報部副部長 依光 隆明

<技術部門>

48ページ一連印刷技術の確立と超々軽量紙(40g紙)の開発・実用化
日本経済新聞社 (代表)東京本社製作局長付技師兼製作技術部長 三宅 順

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2000年度新聞協会賞

<編集部門>


集団警ら隊の連続暴行や覚せい剤もみ消し疑惑など、神奈川県警不祥事のスクープ
時事通信社(代表)「神奈川県警不祥事取材班」 編集局社会部次長 松永 努

「夜明けの救出」西鉄高速バス乗っ取り事件で人質の女児救出をスクープ
共同通信社 編集局写真部 関根孝則

「片山隼君事故」から事件事故被害者の権利と支援策の確立を追求し続けたキャンペーン報道
毎日新聞東京本社 編集局社会部 江刺正嘉

<経営・業務部門>

明治の読売新聞CD―ROM
読売新聞社(代表)メディア戦略局データベース部長 奥野富士郎/メディア戦略局ネット推進部専任次長 戸部恒夫


1999年度新聞協会賞

<編集部門>


「興銀・第一勧銀・富士銀 共同持ち株会社を設立」のスクープ
日本経済新聞社(代表)編集局経済部 吉次弘志

「北朝鮮がテポドン発射を準備」のスクープ
産経新聞東京本社 編集局政治部 野口裕之

「和歌山市のカレー毒物混入、詐欺事件」でのスクープ
朝日新聞大阪本社(代表)編集局地域報道部長 法花敏郎

ユーゴ・コソボ紛争の一連の写真報道
読売新聞社 編集局写真部 秋元和夫 編集局写真部 鈴木竜三 編集局国際部(ロンドン支局)小西太郎

連載企画「であい しまなみ」
中国新聞社(代表)「であい しまなみ」取材班 編集局報道センター写真グループリーダー 紺野 昇

「介護のあした」(連載企画、フォーラムなど関連キャンペーン)
信濃毎日新聞社(代表)「介護のあした」取材班 編集局報道部次長 丸山貢一

<技術部門>

二十一世紀の新技術基盤、次世代CTSに対応した新画像システム(CGS)の開発と実用化
中日新聞社(代表)取締役製作担当 池田義男

新聞制作システムOCEANの開発・導入
沖縄タイムス社(代表)常務取締役(制作・印刷、メディアシステム本部、新社屋建設担当)川上勝久



1998年度新聞協会賞

<編集部門>


「卵子提供受け体外受精『妻以外の女性から』国内初」のスクープ
読売新聞社 編集局医療情報室主任 田中秀一

「山一証券 自主廃業へ」のスクープ
日本経済新聞社 (代表)編集局証券部 中野義一

「検証・老人デイケア」キャンペーン
琉球新報社 (代表)編集局社会部長 伊佐理夫

「素顔の中学生 保健室から」
朝日新聞大阪本社 (代表)編集局写真部長 星野忠彦

<技術部門>

素材管理システムの開発と実用化
読売新聞社 制作局新聞システム部 (代表)制作局次長兼新聞システム部長 中村清昭

二十一世紀へ 「新CTS」全面稼働 NWS記者組版システム/新画像システムの完成
西日本新聞社 新CTS推進本部 (代表)新CTS推進本部長(専務取締役 編集局長委嘱) 多田昭重



1997年度新聞協会賞

<編集部門>

北朝鮮による日本人拉致事件疑惑 17年を隔てた2件のスクープ
産経新聞東京本社編集局次長兼社会部長 阿部雅美

海外通年企画「生の時・死の時」
共同通信社(代表)編集局論説委員室副委員長 中村輝子

連載企画・キャンペーン「オリザの環(わ)」
河北新報社(代表)編集局長 一力雅彦

全国最悪の58億円余に上る福岡県の公金不正支出スクープと地方からの改革を訴える「出直せ自治体」連載 特集企画記事
西日本新聞社(代表)公金不正問題取材班 編集局社会部長 田村允雄

報道スペシャル「空白の家族たち〜北朝鮮による日本人拉致疑惑〜」
朝日放送東京支社報道部長 石高健次

ペルーの日本大使公邸人質事件「日本人人質の安否など公邸内写真」のスクープ
共同通信社編集局写真部 原田浩司

連載カラーグラフ「またあした」〜筋ジストロフィーと生きる〜
熊本日日新聞社編集局写真部 内田秀夫

行政改革読者アンケート
東京新聞(代表)行政改革読者アンケート取材班 編集局デスク長 大西邦彰

<技術部門

SGMLを採用した電子新聞の開発ー電子新聞「毎日デイリークリック」の実用化
毎日新聞社(代表)電子新聞「毎日デイリークリック」開発プロジェクトチーム
東京本社メディア事業局情報開発部長兼データベース部長 蓑田正彦


1996年度新聞協会賞

<編集部門>

「米軍普天間基地の全面返還日米合意の特報」
日本経済新聞社米州総局ワシントン支局 宮本明彦

長期大型連載企画「未来史閲覧」
産経新聞東京本社「未来史閲覧」取材班(代表)編集局企画担当部長 阿部雅美

「北海道庁公費乱用 一連の報道」
北海道新聞社公費乱用取材班(代表)社会部(当時) 山本牧/政治部 加藤雅規

総集「沖縄・米軍基地問題」
沖縄タイムス社(代表)編集局次長 金城秀恒

報道ドキュメンタリー番組 不妊治療と減胎手術〜ある医師と218人の選択〜
長野放送報道制作局制作部主任(ディレクター) 春原晴久

福岡空港でのガルーダ・インドネシア航空機炎上事故
西日本新聞社編集局写真部 三笘敏和

連載写真企画「イーハトーブ幻想」〜賢治の遺した風景〜
河北新報社「イーハトーブ幻想 賢治の遺した風景」取材班
(代表)編集局写真部長 高木尚夫

「アウンサンスーチー、ビルマからの手紙」
毎日新聞東京本社「アウンサンスーチー取材グループ」
(代表)編集局次長兼外信部長 河内孝

NIE運動に先駆ける「こども高知新聞」の成果
高知新聞社(代表)編集局長 藤戸謙吾

<経営・業務部門>

広告業務への電子技術導入による高能率化、省力、省人化の達成
河北新報社(代表)常務取締役広告担当 高尾 実

<技術部門>

「日経京都別館におけるダイレクト製版システムの開発・導入-FTP(Facsimile To Plate)システム-」
日本経済新聞社(代表)システム局次長 石渡晨作


1995年度新聞協会賞

<編集部門>
「三菱・東銀の対等合併」の特報
日本経済新聞社(代表)東京本社編集局経済部次長 大塚将司

「ヒロシマ50年」報道 特集「検証ヒロシマ1945―1995」 連載「核と人間」 インタビューシリーズ「核時代 昨日・今日・明日」
中国新聞社「ヒロシマ50年」取材班(代表)編集局次長 島津邦弘

神戸新聞 京都新聞合同連載企画「生きる」
神戸新聞社 京都新聞社「生きる」取材班
(代表)神戸新聞社編集局社会部次長 古川 潤
京都新聞社編集局企画報道部次長 田中雅郎

連載企画「幸福(しあわせ)のかたち―福祉県・岡山を問う
」 山陽新聞社(代表)編集局次長 越宗孝昌

SBCスペシャル 原告番号38〜エイズ・少年の死は訴える〜
信越放送(代表)報道制作局報道部 長岡克彦

「オウム真理教 麻原彰晃容疑者の連行写真」のスクープ
山梨日日新聞社編集局社会部副部長 鶴田圭吾

連載カラー企画「富士異彩」
東京新聞(代表)編集局写真部長 田中哲男

有権者はいま 静岡定点調査
朝日新聞東京本社政治部 静岡支局「静岡定点調査」チーム
(代表)政治部次長 吉田慎一

<経営・業務部門>

南日本美術展50回記念「留学生たちのパリ展」地域が発信する芸術文化の国際交流事業
南日本新聞社(代表)代表取締役社長 日高 旺


1994年度新聞協会賞

<編集部門>

「政治報道をめぐるテレビ朝日報道局長発言」のスクープ
産経新聞東京本社(代表)編集局次長 編集局取材班 稲田幸男

連載企画「医療ルネサンス」
読売新聞社(代表)編集局次長 「医療ルネサンス」取材班 大谷克弥

連載企画「官僚」
日本経済新聞社(代表)編集局経済部次長 官僚問題取材班 斎藤史郎

連載企画「こころの世紀」
京都新聞社(代表)編集局次長兼政経部長 芦原正義

「愛する人たちへ最期は家で…」
全国朝日放送(代表)報道局報道センター プロデューサー 堀越むつ子

「中華航空機・エアバス 墜落・炎上」のスクープ写真
中日新聞社編集局写真部 林泰史

連載写真企画「こころの伏流水―北の祈り」
河北新報社(代表)編集局写真部長 馬場 道

地方版のニュースサマリー「きのう 今日 あす」
北海道新聞社(代表)編集局次長 小田紘一郎


1993年度新聞協会賞

<編集部門>


「『金丸氏側に5億円』と供述/東京佐川急便の渡辺元社長」をはじめとする金丸信自民党副総裁(当時)らの政界捜査をめぐる一連のスクープ
朝日新聞東京本社(代表)社会部東京佐川急便事件取材班 社会部長 堀 鉄蔵

「仙台市長に1億円 ゼネコン巨額汚職」のスクープ
産経新聞東京本社(代表)編集局社会部司法担当検察取材グループ 社会部 宮本雅史

連載企画「仮面の家」
共同通信社論説兼編集委員 横川和夫

連載企画「地方政治 永田町の源流」
熊本日日聞社(代表)「地方政治 永田町の源流」取材班 田川憲生

いのちの水際をささえて〜新生病院の試み〜
信越放送(代表)報道制作局制作部次長 岩井まつよ

「橿原神宮・神楽殿炎上」のスクープ 炎上する神楽殿と逃げ惑う巫女(みこ)さん
共同通信社大阪支社社会部 平野恭子

連載企画写真「素顔の湿地」
産経新聞東京本社(代表)「素顔の湿地」取材班 編集局写真部次長 広沢淳夫

事件報道の改革「福岡の実験」―容疑者の言い分掲載―
西日本新聞社(代表)編集局社会部長 寺崎一雄

<技術部門>

「高精度タワープレスの開発―ファンナウト抑制技術の確立とタワープレスの実用化―」
静岡新聞社(代表)取締役印刷局長 飯田 正


1992年度新聞協会賞

<編集部門>


「『リクルート ダイエーの傘下に』江副前会長の持ち株を譲渡」のスクープと一連の続報
毎日新聞大阪本社(代表)経済部長 吉川順三

連載企画「美の回廊」
日本経済新聞社「美の回廊」取材班(代表)東京本社文化部長 石田修大
文化部長兼ウイークエンド日経編集長 柴崎信三

「考えよう農薬」「減らそう農薬」キャンペーン―地域から問う環境・人間・食糧
河北新報社(代表)編集局長 相沢雄一郎

NHKスペシャル「化学兵器」
日本放送協会(代表)大阪放送局放送センター報道部ディレクター 川添武明

PKOぐったり“良識の歩み”
読売新聞社写真部 本間光太郎

連載カラー写真企画「渡良瀬有情」
東京新聞(代表)編集局色彩監督 「渡良瀬有情」取材班 鍔山英次

メディア欄の創設
朝日新聞東京本社(代表)社会部長 メディア取材班 堀 鉄蔵

<経営・業務部門>

新世代の新聞制作「ニュー・コスモス」への挑戦
信濃毎日新聞社(代表)代表取締役社長 石原俊輝

「エリアデータベース」の構築と活用〜情報新時代の販売所経営
中国新聞社(代表)取締役販売担当販売局長 村上博彦

<技術部門>

CTP(直接製版)システム―基礎技術の研究確立と実用機の開発
朝日新聞社(代表)システム技術本部幹事 新田尚道/工務局技師 小沢朝則


1991年度新聞協会賞

<編集部門>


「4大証券損失補てん先リスト特報」
日本経済新聞社証券部 近藤勝義/土屋直也

キャンペーン 地方分権―自立と連合を求めて―
西日本新聞社(代表)編集企画委員会編集委員 松永年生

連載企画「銀のしずく」
北海道新聞社(代表)社会部長「銀のしずく」取材班 島田昭吉

「特別企画 感動!そして発見!ソ連横断4万キロ〜激動編〜」
日本テレビ放送網(代表)報道局チーフ プロデューサー「日本テレビソ連横断特別取材班」 南勝次郎

「雲仙・普賢岳噴火 直撃する火砕流の恐怖 2枚組」
読売新聞大阪本社(代表)写真部部長待遇 田井中次一

緊急特集 サンデー版1 終面30段見開き『湾岸情勢大地図』
中日新聞社(代表)編集局次長「大地図編集チーム」 渡辺敬夫

<経営・業務部門>

河北新報社における事務改善・OA推進運動―多段階方式の管理部門活性化戦略の展開―
河北新報社(代表)専務取締役 丹野太郎

新しい時代の新聞社像―CIからPI運動へ 地域紙、5年がかりの挑戦
西日本新聞社(代表)専務取締役 清水 晃

<技術部門>

新聞制作における衛星ネットワーク―衛星紙面伝送と新聞SNG 開発と実用化―
毎日新聞社(代表)東京本社制作局長 菅原 亮


1990年度新聞協会賞

<編集部門>


「ソ連、共産党独裁を放棄へ」のスクープ
産経新聞東京本社モスクワ支局長 斎藤 勉

連載企画「世界のヒバクシャ」
中国新聞社(代表)編集委員「世界のヒバクシャ」取材班 島津邦弘

連載企画「いわて農業 市場開放に挑む」
岩手日報社政経部次長 杉田盛彦

NHKスペシャル「こうして安保は改定された〜機密外交文書が語る日米交渉〜」
日本放送協会(代表)報道局特報2部チーフプロデューサー
「安保プロジェクト」 船山 真

本島長崎市長銃撃現場のスクープ写真
長崎新聞社報道部 高橋信雄

<経営・業務部門>

成果を挙げる「印刷局小集団活動」
中日新聞社(代表)取締役印刷担当兼名古屋本社印刷局長 藤沢 弘

「京都21会議」の創設と展開―地方紙の新しいありかたを求めて―
京都新聞社(代表)代表取締役社長 坂上守男

<技術部門>

総合情報システムSAN―NETの構築―独自の地紋見出し機能とカラー組版を中心に―
山梨日日新聞社(代表)取締役製作局長 信田一信


1989年度新聞協会賞

<編集部門>


連載企画『政治家とカネ』
毎日新聞東京本社(代表)政治部副部長「政治家とカネ」取材班 長崎和夫

連載企画「東京都湯沢町」
新潟日報社(代表)報道部第三部長「東京都湯沢町」取材班 鈴木清治

NHKスペシャル「国境を越えた和解〜上海列車事故補償交渉の記録〜」
日本放送協会(代表)報道局特報2部チーフプロデューサー「上海列車事故プロジェクト」 船山 真

<技術部門>

「新画像システムの開発と実用化」
読売新聞社編集局機報部/制作局画像部・制作システム部 技術部
(代表)制作局長・内山斉



1988年度新聞協会賞

<編集部門>

「天皇陛下のご病気、手術」のスクープ
朝日新聞東京本社(代表)編集委員 社会部皇室取材班 岸田英夫

「大阪府警の警察官による拾得金15万円の横領と届け出た主婦犯人扱い事件に対するキャンペーン」
読売新聞大阪本社(代表)社会部次長 加茂紀夫

連載企画年間シリーズ「火山と人間」同時カラー連載「世界火山の旅」
南日本新聞社(代表)社会部長 火山取材班 黒岩千尋

NHK特集「2・26事件 消された真実〜陸軍軍法会議秘録」
日本放送協会(代表)番組制作局教養番組センター チーフ プロデューサー「2・26事件・プロジェクト」 冨沢満

「陛下 お元気に日光浴」のスクープ
共同通信社札幌支社編集部次長(前写真部) 柄沢 晋

<経営・業務部門>

新聞博物館の開設―新時代の情報文化センターをめざして
熊本日日新聞社(代表)代表取締役社長 永野光哉

<技術部門> 高速デジタル写真電送システムの開発
共同通信社(代表)総務局長(前連絡局長) 松宮敏彦


1987年度新聞協会賞

<編集部門>


「チェルノブイリ原発事故に関するソ連報告書のスクープ」
朝日新聞東京本社(代表)企画報道室副室長 蔵原惟尭 原発問題取材班代表/科学部 西村幹夫

連載企画「一人三脚・脳卒中記者の記録」
毎日新聞大阪本社編集委員 横田三郎

連載企画「ドキュメント・瀬戸大橋」
山陽新聞社(代表)瀬戸大橋取材班/編集局長 赤井克巳

<経営・業務部門>

「ひろしまフラワーフェスティバル」の創造と展開
中国新聞社(代表)専務取締役企画 事業 販売 関連事業 電波担当 山本治朗

<技術部門
宛名オンラインシステム基礎システムの開発と実用化
朝日新聞社宛名オンラインシステムプロジェクトチーム(代表)工務局技師 宮田善光

新聞印刷工場の自動化RXシステムの完成と実用化
読売新聞社制作局技術部(代表)制作局技術部長 小口弘幸


1986年度新聞協会賞

<編集部門


連載企画「シベリア抑留」
中国新聞社編集委員(解説担当) 御田重宝

「在韓日本人妻里帰り」キャンペーン
読売新聞西部本社(代表)編集局次長兼社会部長 今野奎介

連載企画「『北の隣人』──日ソ国交回復30年」
北海道新聞社(代表)東京支社政経部次長 酒井良一

スクープ写真「車イスの田中元首相」
毎日新聞東京本社(代表)写真部長 山本哲正

<経営・業務部門>

「地域情報ネットワーク」の展開
中国新聞社(代表)専務取締役企画 事業 販売 関連事業 電波担当 山本治朗

<技術部門>

「転写製版システム 基礎技術の研究確立と実用機の開発」
朝日新聞社X版プロジェクトチーム(代表)技術本部 小河原忠治/実用化プロジェクトチーム(代表)東京本社工務局主任技師 井上由巳