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医療過誤損賠訴訟:請求棄却求めて病院側、争う構え 地裁小倉で初弁論 /福岡

 小倉南区の民間病院で06年6月に急死した男性患者(当時24歳)の両親が「病院側の監視体制と救命措置が不十分だった」として、病院を運営する医療法人社団を相手取り、約8577万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が9日、地裁小倉支部(岡田健裁判長)であり、病院側は請求棄却を求めて争う構えを示した。

 病院側弁護士によると、病院側は「原因不明の突然死。救命措置も適切で、落ち度はない」と主張。両親側の「看護師による目視観察では不十分だった」との主張などに対しては「どの程度の監視を求めているのか」など十数項目にわたって釈明を求めたという。

 訴えによると、男性は06年5月31日、統合失調症の治療で入院、施錠された個室の病室で投薬を受けた。同年6月13日午後6時55分ごろ、個室内で呼吸停止状態で発見され、約1時間後に不整脈による死亡が確認された。

〔北九州版〕

毎日新聞 2008年10月10日 地方版

 
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