http://www.mensoken.jp

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本日、昼の部の営業は醤油系のラーメンのみ、
麺は自家製でのご提供となります。

【メニュー】
支那そば(醤油ラーメン)
味玉ラーメン
チャーシュー麺
味玉チャーシュー麺

ミニ豚御飯
白御飯


10月の営業時間のお知らせ

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昼の部 11:30〜15:00(L.O.14:30)
夜の部 17:30〜21:30(L.O.21:00)

RECRUIT発行の無料情報誌、タウンワークおよびネット版のタウンワークネット に『麺創研かなで』のアルバイト・パート・契約社員の募集情報が掲載されています。

駅や書店、ドンキホーテにも置いてありましたので、興味のある方はご覧下さい。

麺創研かなで/Mensoken KANADEが提案する『限定ラーメン』とは?

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ショルダーネームにあるように『研』つまり研究所として様々な食材を試していきます。
普段、使えないような高級食材や珍しい素材などを少数(小ロット)仕入れたり、
醤油や塩などの調味料類や小麦粉も一定以上の品質のものは入手可能な限り試します。

そこから作り出だして数量限定で提供できるものを『限定ラーメン』として位置づけています。
もちろん、我々が試食して合格点を出せないものをお出しすることはありません。
試作して『これはイケる!』というものだけを限定メニューとして提供します。

その性質上、少数かつ不定期のご提供となりますが、何卒ご容赦ください。
限定の情報はWEBやメールマガジンにて発信していきます。

・全く同じに見える麺でも、小麦粉の種類が異なり、風味の変化が楽しめる・・・
・全く同じ材料で作った麺でも、太さや長さに変化をつけ、食感の違いを楽しむ・・・
・タレ以外は全て同じ、醤油や塩によるタレの違いを楽しむ・・・
・チャーシューが2〜3種類の素材、それぞれの旨味を楽しむ・・・
・e.t.c.

ラーメンは難しく考えず、美味しければそれで良い!・・・それでイイと思います。
しかし、それ以上を求めるラーメン好きな方々へ麺創研は『限定メニュー』を提案します。

厨房内にはいくつもの水栓(蛇口)がありますが、
スープ仕込み用、飲料水用、製氷用、麺ゆで・つけ麺の〆のためなど4種類の水を使い分けています。


お客様からは見えませんが、厨房の裏側に専用の浄水器とタンクが設置されており、
スープ仕込みには水の中の不純物を極限まで取り除いた水、『超純水を使用しています。

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ラーメンにとって大切なスープを仕込むための水、我々は単に逆浸透膜浄水器を設置しただけではなく、
独自の水質管理を行い、アクア・カルテック 株式会社のモニターとしてデータの提供を行っています。

豚骨や鶏ガラ、魚節、昆布など素材の旨味を浸透圧により最大限に引きだしてあげるには
水の旨味でもあるミネラル分も取り除いた『超純水』が理想であるというアプローチをしています。


一方、ダシを取らない場合の水、ラーメン屋の場合、お冷(お水・冷水)がメインになりますが、
それも重要なファクターであり水道水そのまま、という訳にはいきません。

水道水から有害な不純物、塩素やトリハロメタン、鉛などは取り除きつつ、
水の本来の美味しさを感じるミネラル成分が含まれるもの、
またそれに添加、あるいは電気的な処理を加えないナチュラルな状態のもの、
これが飲み水、『お冷』として最適であるとしています。

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上記を満たす、飲み水(お冷)専用の浄水器、これにはシーガルフォーが最適であると判断しました。

試験的にスープ仕込み用の逆浸透膜浄水器の水をお冷に使ったり、
逆にシーガルフォーの水をスープの仕込みに使ったりしてダシの出具合を検証したりもします。

水に限りませんが、我々は実証できる選択肢をより多く持ち得ること、
それを実験・検証しデータをストックするという事に大きな意味があると考えています。


我々は水に対しても多角的なアプローチを行い、それをラーメン作りに活かしています。

製麺機の切歯には最初、油が着いておりまして何度か麺帯を通してそれを完全に除去しなければ使えません。
モッタイナイ話ですが、新しい切歯を設置した直後の麺は機械油が付いていて食べられないのです。
そのため、少しでもモッタイナイを軽減するため、切歯の選定もかねて試験運転をしました。

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▲今回はテストですのでレシピではなくメモ程度という感じです。

このようにデータストックをしながら製麺作業を積み重ねていきます。

麺は様々な小麦粉を組み合わせ、独自にブレンドしたものになりますが、
ブレンドする小麦粉の種類やそれぞれの比率などが異なる麺も後々には限定で提供予定です。

中華麺をどのくらいの細さ(幅)にするのか、それを決めるのが『切歯』です。

製麺機メーカー、有限会社 大成機械工業のご好意により
『4本の切歯から3本を選ぶ』ということで一本多く使用させていただける事に・・・

今回は実際に使う切歯を絞り込む作業、
そして本格的な試験運転という意味合いも兼ねての作業となりました。

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結論から言うと、はじめた時の目的とは全く逆の結論に至りました。
切歯を3本に絞り込むのではなく『1〜2本追加しよう』ということに・・・

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▲14番の切歯です。

切歯というのは『〜番』という呼び方をし、
幅30mmの中で何本取れるかということを示しています。(JIS製麺機部品の規格による)

例えば、10番なら30mmの麺帯から10本の麺が取れるということ、
つまり麺線は30÷10=3mmとなります。

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現段階で決定しているのは12・14・16・22番ですが、もう少し増える予定、
限定メニュー等で様々な太さ(幅×厚み)の麺をお楽しみいただければと思います。

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▲ほどんど全て幅や厚みが異なる試作の麺です。右下はワンタンの皮をイメージして・・・
▲台風接近中でしたが、搬入時は雨に降られず無事納品!

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▲オプションを追加したオリジナル仕様です。

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▲試験運転も無事終了しました。

すでに別店舗を利用して試作を開始しております。

ドンブリの中でハーモニーを奏(かな)でることも大切ですが、そこで新しいものを創出するのはヒトです。

『麺創研 かなで』は人とのハーモニーもまた大切であると考えています。


お互いの個性を認め、尊重し、個人個人が十分に自分を発揮できる環境や人間関係、

また常にお互いを高めあう職人的な集団でありたい。


変らないモノのために常に変化し続けること、進み続けること、それが我々の仕事に対するスタンスです。

『仕事は楽しく、厳しく』それでもヤッパリ『たのしく!』それがモットーです!


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