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 更新時間: 2008年10月09日23:32:14

津市の小3女児プール事故訴訟 市側が2億円支払いで和解

4年前、三重県津市の小学校のプールで、溺れて重い障害を負った女の子と両親が市や監視員を相手に損害賠償を求めた裁判で、市側が賠償金2億円を支払うことで和解が成立しました。

この事故は、2004年、夏休みに開放されていた津市の家城小学校のプールで、当時小学3年生の女の子が溺れて救助が遅れ、脳に重い障害を負ったものです。女の子と両親は「水深が深いプールに欠陥があり、監視員も注意義務を怠った」として市や監視員を相手に訴えていましたが、市側が2億円の賠償金を支払うことで和解が成立しました。父親は、「和解で一区切りついた。リハビリを重点的に家族で精一杯やって行く」と話しました。松田直久市長は、「障害を負った女の子やご家族には改めて心からお詫びする」とコメントしています。

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