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 更新時間: 2008年10月10日09:02:26

汚染米の不正転売問題で「浅井」「ノノガキ」を捜索

汚染米の不正転売問題で農林水産省からの告発を受けて、警察が名古屋の接着剤メーカー「浅井」と三重県四日市市の米穀仲介業「ノノガキ穀)販」の家宅捜索に入りました。

食品衛生法違反の疑いで家宅捜索が行われているのは、名古屋市瑞穂区の接着剤メーカー「浅井」の浅井利憲社長の自宅と本社、四日市市の米穀仲介業「ノノガキ穀販」です。捜索は、浅井が転売したもち米から基準値の2倍の農薬メタミドホスが検出されたとして、農水省が食品衛生法違反の疑いで浅井を刑事告発したことを受けて行われました。農水省の調べによりますと浅井は、おととしから去年にかけて政府から購入した農薬に汚染されたもち米およそ570dを「ノノガキ穀販」に不正に転売し、流通させた疑いがもたれています。警察は安く仕入れた汚染米を不正に転売して利益をあげていたとみて複雑な流通経路の解明を進める方針です。

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