2008年10月10日 0時9分更新
岡山市が来年4月から政令指定都市に移行することが、10日の閣議で正式に決定することになりました。
岡山市は、来年4月に政令指定都市への移行を目指して新たにできる区役所の整備や権限移譲などの準備を進め、先月には、岡山市の高谷市長らが総務省を訪れ、政令指定都市に移行できるよう要望を行っていました。
政府は9日の事務次官会議で、来年4月1日に岡山市を政令指定都市に移行するための政令の改正について、10日の閣議に諮ることを決めました。
これにより、岡山市が政令指定都市に移行することが10日、正式に決まる見通しになり、去年4月の浜松市と新潟市に続いて、全国で18番目の政令指定都市になります。
政令指定都市になりますと、国や県から財源が移譲されるほか、一部の国道や県道の管理など1500項目あまりの業務が県から市に移ることになります。