WindowsXP | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
疑問 | WindowsXPのライセンス認証(アクチベーション)は回避可能なのだろうか? SLP(System Locked Pre-installation)を使用する方法! |
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調査 | WindowsXPにはライセンス認証(アクチベーション)があり自作パソコンユーザーには何かと不便なのでライセンス認証の回避方法を調査します。(^^;;; メーカー製のWindowsXPパソコンには認証が必要ないのでその原因を調査してみます。 マイクロソフトのホームページにこのことについての記述がありました。⇒こちら 簡単に言うとWindows XPはブート時に、PCのBIOS情報とメーカー情報(SLP)を比較し、一致する場合にはライセンス認証(アクチベーション)が不要になると言うことです。(一致しない場合はライセンス認証(アクチベーション)が必要(^^;;;) では、実際にメーカー製のWindowsXPパソコンで確認してみます。(とりあえず SOTEC のAFiNAです。) 前項の”WindowsXP Professionalのインストール後のライセンス認証の回避方法”から予測してDPCDLL.DLL, OEMBIOS.BIN, OEMBIOS.CAT, OEMBIOS.DAT, OEMBIOS.SIG, PIDGEN.DLL を通常のWindowsXPのものと比較してみます。 結果は OEMBIOS.BIN OEMBIOS.CAT OEMBIOS.DAT OEMBIOS.SIG が異なっていました。(いかにも怪しいファイル名ですね。) では、通常のWindowsXP Professional(OEM)をインストールして上記ファイルを上書きしてみます。 おおっ! ライセンス認証を回避することができました! ついでに、通常のWindowsXP HomeEdition(OEM)でも試してみます。 おおっ! こいつもライセンス認証を回避することができました! ※SLPにてOEM版のWindowsXPをインストールする場合はSLP専用のプロダクトキーが必要です。
結論! メーカー情報(SLP)は下記ファイルに書いてある様です。 <補足1> では上記ファイルを他のパソコンで試して見ましょう。 まず、通常のWindowsXP Professional(OEM)をインストールしてSOTEC AFiNAのOEMBIOS.BIN, OEMBIOS.CAT, OEMBIOS.DAT, OEMBIOS.SIGを上書きします。 結果は、当然ですがライセンス認証(アクチベーション)を要求されます。 では、BIOSを改変してみましょう。
おおっ! ライセンス認証を回避することができました! <補足2> SonyやNECのメーカー製のWindowsXPパソコンのOEMBIOS.BIN, OEMBIOS.CAT, OEMBIOS.DAT, OEMBIOS.SIGを使用してやってみましたが、BIOSの改変をSOTECと同様に行ってもライセンス認証を回避することはできませんでした。 難しいですね。 <補足3> DELL やHewlett-Packardのメーカー製のWindowsXPパソコンのOEMBIOS.BIN, OEMBIOS.CAT, OEMBIOS.DAT, OEMBIOS.SIGを使用して試してみました。 まとめると、
<補足4> 中国の某サイトより 12メーカーのWindowsXP OEMの詰め合わせセットをゲットしました! (”Windows XP OEM 12合1中文版”と言うものです。) これには、”IBM”,”Hewlett-Packad”,”COMPAQ”,”SONY ”,”TOSHIBA”,”聯想”,”清華同方”,”七喜”,”TCL”,”DELL”,”ACER”,”SAMSUNG”の12メーカーが入ってます。 早速、OEMBIOS.BIN, OEMBIOS.CAT, OEMBIOS.DAT, OEMBIOS.SIGを抜き出してテストです。
SONYとDELLは以前手に入れたものと同じファイルでしたが、Hewlett-Packadは違うファイルでSLPの言葉も”Hewlett”はダメで”Hewlett-Packard”でOKでした。 |
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