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社会
北海道はまなすの里、札幌弁護士会人権賞(10/10 00:43)札幌弁護士会(三木正俊会長)は九日、地域社会で優れた人権擁護活動に取り組む個人や団体を表彰する本年度の「人権賞」に、ハンセン病の元患者を支援する「北海道はまなすの里」(札幌・平中忠信代表)を選んだ。 「はまなすの里」は二〇〇二年六月に設立。道外六カ所の療養所に入所する道内出身のハンセン病元患者四十人を対象に、療養所訪問や「里帰り」の支援を行うほか、中学・高校生による療養所訪問などの啓発活動を続けている。 札幌弁護士会の樋川恒一副会長は「元患者の権利回復を図るハンセン病問題基本法の成立後も偏見が根強く残る中、啓発活動にも取り組む点を評価した」と説明。「はまなすの里」代表の平中忠信さん(82)は「大変光栄なこと。今後は隔離政策の事実を伝えることにも力を注ぎたい」と話した。
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