日銀砲
日銀砲
日本銀行による市場介入の俗称を日銀砲といいます。
日本は製造業の国なので、円高ドル安だと海外でいくら稼いでも儲けが少なくなります。円安の方が日本経済には有利です。
そのため、日銀が円売り介入を頻繁に行っています。投資ファンドによる投機的な動きを阻止する意味もあります。これは投資ファンドを攻撃するための武器なので日銀砲という名前がつきました。
有名なところでは、2004年はじめ行われた大規模な市場介入があります。前年の8月頃からイラク情勢の影響により、投資ファンドは大幅な円高ドル安が来ると考えて世界中から資金を集めて円買いをしました。この影響で、1ドル117円前後の円相場(為替)は105円まで下がりました。
これに対して、日銀は1日1兆円規模の円売り介入を毎日続け、投資ファンドを殲滅しました。
わかりやすい説明(2chより)
77 Trader@Live! :2006/09/21(木) 12:51:31.95 ID:7hwUFqcS
【日銀砲】
日銀上司「いいか、これから1分ごとに10億円づつ円売りドル買い介入を行う」
日銀部下「1分ごとに10億円も?」
日銀上司「そうだ1分ごとに淡々と売り続けるんだ。これから24時間売り続けるんだ。」
日銀部下「24時間ですか?」
日銀上司「そうだ。為替相場に終わりは無いんだ。もちろん交代要員も用意してあるが出来るだけ頑張ってくれ。」
日銀部下「はー、、。でも1分間に10億円だと1日に1兆円以上の資金が必要ですが?」
日銀上司「今、30兆円用意してある。当面はこれを使う」
日銀部下「それを使い切ったらどうするんですか?」
日銀上司「財務省が保有している200兆円もの米国債のうち、比較的短期のものを最大100兆円売って新たな介入資金を作る」
日銀部下「米国債なんか売っちゃっていいんですか?」
日銀上司「円売りで買ったドルで新たに米国債を買い、国庫に返還するので問題は無い。
とにかく相手が折れるまで淡々と売り続けるんだ。休んだらヘッジの思う壺だ」
これを35日間続けました。
この結果アメリカのヘッジが2000社倒産しました。
また、行方不明になったり自殺した人も大量にいました。
とある事情からロングを抱えた漏れのポジトークだが聞いてくれ。 ひとつの救いとして大底が90円以下にはならないことだけは確信している。
漏れには忘れられない思い出がある。 ちょうど4年ほど前の今頃、雇用統計の夜のことだ。 まだFXをはじめて間もない漏れは指標前に丁半バクチでドル円ロングをしていた。 wktkしながら本スレで指標は良いの悪いの予想していた。
22:30指標が発表された。糞指標だった。
対ポンド、ユーロのドルロンガーから次々に悲鳴があがった。ドルロンガー全滅!!
そんな悲報の届く中、ドル円ロンガーだけは事情がちがった。
「111.00でレートがとまってる!!」
何が起こったのか理解するのに時間はかからなかった。 そう、谷垣財務大臣の号令一下、外国為替資金特別会計からドル円防衛の介入資金が 一気に外為市場に注入されたのである。
「介入だ!!」「111.00が防衛ラインだ!!!」「谷垣でかした!!」
「自由市場の敵め!!」「糞管理通貨、いっそ固定相場に汁!!」
賞賛と罵声とが入り混じる中、結局ドル円は111.00が鉄壁となって立ちはだかり、 ドル円ロンガーたちは翌朝112円で離隔した。 日銀ディフェンスおそるべし。。。ドル円ショーターだけでなく、ロンガーですらも その威力の大きさに恐怖した・・・。
2ちゃんねらーの願望ではなく、政府や与党の重鎮から漏れ出した「介入」という言葉 の重み。漏れは4年前のあの日を忘れない。