ジミー鈴木の復活Blog

ノアの10・25武道館。
ここ2回連続でコケている武道館でまたコケるわけにはいかない。
そこで切り札カードの丸藤 VS KENTAをラインナップしたようだが、
丸藤もKENTAもこの大会に向けてビルドアップされていない。

丸藤が全日本の土方からベルトを取ったのはいいが、
その後なんにも話題作りというものがされていない。

他団体からベルトを持ってきたのなら
翌日からでも新聞のプロレス面を連日独占するぐらいの
話題を提供していかないともったいなさすぎる。

例えば極論になるが武道館前に小橋に勝つとかした上に
KENTAが三沢に勝ち、そしてこの両者が戦うのなら
それなりのビッグショーに見えてくるが
お膳立てというものがあまりにもなさすぎる。

恐らく経営状況は火の車であると察するが、
残念ながらこのままでは実券で3000枚売ることすら難しい気がする。
そんなことを続けていたら誰も金を貸してくれなくなる。
噂にある「団体分裂」が現実味をおびてくるのだろうか。
しかし例え「仲田派」と「小橋派」に分裂したところで
共倒れになるのは目に見えている。


不良債権だらけの世の中、悪循環にストップをかけるには
トップ（役員、トップ選手、マッチメーカー）
が交代するなど方法が残されているのだが…。
逆に言えばキーマンの交代こそ会社経営における
定石である。

プロレス業界で唯一の専門誌となった週刊プロレス
（KAMIPROはMMA＆プロレス）はこの辺の問題提議を
していくべきではないか。

２ちゃんねるに書かれている「週プロはノアの犬」
というのは決して喜ばしい評価ではないはず。
そこから脱皮するにはもっと真摯な編集方針に
シフトチェンジしていかなければならないだろう。