ドクターヘリによる洋上救急訓練 40人が参加し搬送や患者をつり上げる救助訓練を実施
洋上の船で重症患者が出た際に出動するドクターヘリの救助訓練が行われた。
この訓練には、40人が参加し、医師らは巡視艇「やしま」から、実際にヘリに乗り込み、フライトの振動や雑音を確認したり、搬送や患者をつり上げる救助訓練などを行った。
女性看護師は「今回の訓練は、とてもためになりました」と話した。
ドクターヘリによる洋上救急は、船では数日かかる数百km以上離れた洋上で急患が出た場合に有効で、2008年4月、700km離れた千葉・銚子沖で重症になった男性を搬送するなど、1980年以降、全国でこれまで680人を搬送している。
(10/09 20:48)