続いてご紹介する重要文献は『ユダヤの告白』(ポール・ゴールドスタイン、ジェフリー・スタインバーグ共著 エノク出版)です。1990年に二人のユダヤ人ジャーナリストによって書かれた本稿は、主にADL(ユダヤ名誉毀損防止連盟)の実態と、知られざるシオニズムの裏面を暴いた驚愕の情報が満載です。
ここで『ユダヤの告白』を取り上げると、また「反ユダヤ」と思われるかもしれませんが、11/24日のコメントでも書いたように、私は特に反ユダヤ主義者ではありません。悪事を働く人間は国籍や人種を問わず、世界中どこにでもいるでしょうし、卑近な例をあげれば、広域暴力団○○組が犯罪をおこなったとしても、多くの日本人にとっては関係のないことです。それと同じように、一部のユダヤ人のために関係のないその他大勢のユダヤ人を非難することは間違っていると思います。また、日本でも政治家と銀行と企業と暴力団の癒着や、警察や官僚の腐敗はかなりひどいものですが、多くの日本人は、そんな実態を知らずに生活しています。これと同じように、多くのユダヤ人にとっても知らない事実は、きっと多いことでしょう。
現在、日本でも「人権擁護法案」という名前だけは素晴らしいが、その実、言論の自由を束縛する危険性が高い法案が実施に向けて検討されています。
※人権擁護法案についての参考サイト
サルでも分かる?人権擁護法案
人権擁護法案反対同盟
この「人権擁護法」が成立すれば、たぶん私なんて、すぐ逮捕され、社会的に抹殺されてしまうでしょう。(^^;)
まぁ、この法案が通らなくても、かなり危ないことを書いているので、そのうち本当に抹殺される日が来るかもしれませんが…。(本気)
この本は、二部構成になっていて、第一部は戦後五十五年の間にADLがいかに日本に浸透し、戦略を立て、それを実行してきたかについて述べられています。第二部は、ADLがいかにアメリカに浸透していったか、その結果アメリカがいかに深刻な事態になっているかが多くのデータと裏付けによって書かれています。
あまりにも貴重な情報がたくさんあるので、全文ご紹介したいところですが、著作権等の問題もあるでしょうから、特に重要と思われる部分を抜粋・引用してご紹介させていただきたいと思います。
まずは訳者(宇野正美氏)の「まえがき」から
ADLは日本において「ユダヤ名誉毀損防止連盟」と称されている。これだけならば何の問題もない。ユダヤ人の権利を守る団体と受け取れる。しかしコインに両面があるように、ADLにも表と裏がある。ADLの表は「人権擁護」である。それゆえにアメリ力の人権委員会などのすべての背後にADLが存在していると言ってもよいだろう。
しかしその裏で、ADLはそのルートに麻薬を乗せ、さらには組織犯罪の網をアメリ力中に張っていったことをこの本は証言している。ADLの力がますます大きくなっていく中、アメリ力人の誰かが「麻薬をコントロールしているのはADLのユダヤ人である」「彼らの組織犯罪綱がアメリ力をコントロールしている」などと言おうものならADLはその言葉をとらえて「反ユダヤ」の焔印を仮借なく押し続けた。いったんその印を押されると職業を失い、社会的制裁を受けるほどのカを持つ。
アメリカ人たちは「ユダヤ問題」について完全に沈黙を守った。その分ADLはアメリカの政界、財界、マスコミ、その他あらゆるところにその綱を張り巡らせていった。
アメリ力などにいる日本のマスコミの特派員たちは「ユダヤ問題」に触れることはタブーとなり、アメリカの真実を日本に伝えることができなくなった。被害を受けているのは日本人である。日本人はアメリカの真相を知らされることなく今日にまで至った。
ADLがアメリカに君臨し、ADLが日本にその触手を伸ばしだしている。
この本の著者P・ゴールドスタインとJ・スタインバーグは、この本を日本で出版してほしいと申し出てきたとき、次のように言った。
「ユダヤのブナイ・ブリス、その中にあるADLはそう遠くない時期に日本に上陸しようと必死である。彼らはその組織犯罪を日本に拡めたがっている。日本がADLの侵略を阻止するためにはただ一つの方法しかない。それは彼らの本質が何であるかを日本人が正確に知ることである。中でも日本の指導者たち、政治家、財界、官僚の人たちに知ってほしい。
そうすれば彼らはおそらく上陸を躊躇するにちがいない。自分たち二人はユダヤ人であるから、このことがよくわかる。
ぜひ、この本を出版していただきたい。そうすればアメリカの再生の道も開かれるものと思われる」
一九六○年代のあのアメリカの革命と言われた民主化運動を思い出していただきたい。公民権法が通るために、黒人たちは常にその運動の先頭に立った。それから約二十年近い歳月が流れたが、今もアメリカにおいて黒人たちの生活は変わらないし、彼らは一層無気力に陥っている場合が多い。それと引き換え、ADLの周りにいるユダヤ人たちはどれほど豊かな生活をアメリカにおいておくるようになっていることか。
大都市およびその郊外に広がる高級住宅街のほとんどは、彼らによって占められているではないか。
人権運動の本質は何であるかをかいま見ることができる。
日本の生命線は、中東の石油である。それらはアラブ諸国から産する。このアラブ諸国と日本、中でも日本の企業との間をADLは切りたい。
そうするならば日本は没落し、日本の技術をイスラエルに流すように誘い込むこともできる。さらにアラブ諸国は最大の顧客を失うことになる。
イスラエルの情報機関モサドが、イラクのクウェート侵攻以来、彼らの日本人のエージェントを使って盛んに日本企業に働きかけ、一億円で中東情報なるものを売り込もうとしている。もちろんそれは正確な情報によるだろう。しかし日本企業がこれを購入し続けるととんでもない落し穴が待っていることを知らなければならない。
モサドと結び付く企業はその弱点を握られ、へたをすると脅しの材料まで握られてしまうかもしれない。なぜならばモサドは企業に情報を提供する企業ではない。イスラエルという国の情報機関なのである。スパイ組織である。
モサドは儲けのために情報を売りつけようとしているのではない。日本企業を自らの手の中にコントロールしたいという目的を持っている。
アメリ力は今や世界最大の借金国である。それでもなおアメリカ政府は毎年三十億ドル以上の無償援助をイスラエルに送り続けている。
なぜアメリカはここまでイスラエルに援助しなければならないのか。アメリカ自身が援助してもらいたいほどであるのに…。
ここで言うアメリカはアメリカ国民全体を指すそれではない。アメリカをコントロールしているグループということになるだろう。ADLの本拠としてアメリカとイスラエルは完全につながっている。
彼らにとってアメリカがどうかというよりも、ユダヤ民族がどうであり、イスラエルがどうなるかが最大の関心事であるのだ。
ADLがなす組織犯罪が、アメリカという体を通していかに寄生し、いかに大きくなっていくかということが彼らの関心事なのである。
先ほども述べたようにアメリカは完全に変質してしまったことを日本人は覚えておかなければならない。
日米経済摩擦などでいくら誠意を尽くしたところで、日本に返ってくるのは感謝ではなく攻撃である。
二人の著者はあるとき次のように述べた。
「われれれ二人は道義的に正しくあるようにと育てられたユダヤ人である。ユダヤ人としてユダヤの組織ADLの内幕を日本人にぜひ知ってもらいたいと思った。これは情熱なくしてできることではない。この内容は日本人にとってまさにショッキングなことだろう。疑ってしかるべきものと思うのも当然である。しかし真実がこの本の中に書き留められていることに気が付いていただきたい。
今後さらにアメリカと日本の関係は深まっていく。そのアメリカはもはやかつてのアメリカではない。ADLというまさに恐るべき犯罪組織がアメリカを支配してしまっている。ADLは表向きには「人権擁護委員会』などの看板を掲げ、差別反対、人権尊重を唱えてはいるが、その中身はそれとは裏腹に犯罪組織なのだ」
続いてV・マーケッテイ(元CIA副長官付上級補佐官) による「序文」から
事実だけをもとに書かれたこの特別の本は、アメリカでは出版しようとしてもできなかっただろう、アメリカでだめだということは、ヨーロッパで出版しようとしても駄目だということである。力があり資金力もあるユダヤ名誉毀損防止連盟(ADL)が、出版阻止に出てくるはずだから。
だが、この日本ではADLの影響力は欧米ほどではない。この本に述べた警告や情報を日本の人々が心にとめ、それに基づき行動することをしなかったなら、いつか日本も同じ状況下に置かれてしまうだろう。
アメリカにおけるADLの力は凄いものがある。ADLはどのような人でもしかるべき地位や仕事を与えることができ、逆にそこから引きずり下ろすこともできる。また企業をも成功させることも失敗させることも自在にできる。今日のウォール街はADLや、いわゆるユダヤ人「新興勢力」のなすがままになっている。アメリカ国内に張り巡らされたユダヤ組織網を使うことで、ADLは議会のメンバーを文字通り当選させることもクビにすることも好きなようにできる力を持っている。マスコミの人たちも、ADLとADLを支持する人々に脅えながら仕事をしている。
それでもなお、ADLは満足していない。すべての権力を手中にし、アメリカを完全にコントロールすることを目論んでいる。歴史上、アメリカに存在した組織の中で、ADLほど危険な存在はない。
これは、ADLが何を考え、彼らの行動の背景が何であるかをすべて知り尽くしている人物しか書けない本である。著者の二人は、アメリカのユダヤ人社会で生まれ育った。そして、二十年以上にもわたってADLとその活動を研究してきたので、どのジャーナリストよりもADLの考えをよく理解することができる。また、ADLや、アメリカの社会や政界の中でADLを支持する有力者たち相手の戦いに多くの時間を費やしてきた。だから、彼らが書いていることは、まさしく彼ら自身が自ら体験し知り得たことである。