記事入力 : 2008/10/09 15:54:53
コーヒー豆から発がん性物質検出
韓国で流通している一部コーヒー豆から発がん性物質のカビが検出された。しかも衛生当局が、この物質に対する検出基準すら設けていないことが分かった。
8日に食品医薬品安全長(食薬庁)がハンナラ党の林斗成(イム・ドゥソン)議員に提出した「コーヒー類におけるカビ毒素含有の実態調査」と題する資料によると、今年3月から8月まで韓国で流通したコーヒー豆210種のうち7種からカビ毒素「オクラトキシン」が検出されたという。
オクラトキシンはカビから分泌される毒素の一種で、神経や循環器、呼吸器疾患の原因となり、国際がん研究所が「がん誘発の危険がある」と規定した物質だ。このカビは、室外でコーヒー豆を乾燥させる過程で発生するといわれている。
今回検出されたオクラトキシンの量は1.3-4.8ppb。欧州連合(EU)の検出上限基準は5ppbで、危険レベルには達していないものの、韓国には検出基準すらないことから問題となっている。
食薬庁は「今月中にオクラトキシンの検出基準を設け、公表する予定」と話している。
呉允煕(オ・ユンヒ)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) 2008 The Chosun Ilbo & Chosunonline.com>
- コーヒー豆から発がん性物質検出 2008/10/09 15:54:53
- 交通違反:警察車両の摘発、5年で5450件 2008/10/09 15:54:16
- 鄭斗彦議員の前補佐官逮捕 2008/10/09 14:54:59
- 故チェ・ジンシルさんのうわさ流した容疑者の個人情報流出 2008/10/09 13:51:22
- 海軍親子の愛、息子の腎臓を父親に
2008/10/09 13:17:32
- 60種のアレルギーを診断する「タンパク質チップ」開発 2008/10/09 09:37:52
- ぞうきんを煮沸するときは
2008/10/09 07:56:39
- 飼料用鶏肉を食用と偽り軍へ、納入業者ら逮捕 2008/10/08 17:01:00
- 「抗生物質入り参鶏湯」「農薬入りキノコ」が流通 2008/10/08 16:59:58
- メラミン騒動:ロッテ製菓など、輸入業務禁止へ 2008/10/08 16:58:41