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[ニュースサイト]獣医師不足 困った/若手減り補充困難 高齢化に危機感も
掲載日:08-10-09
家畜を診る獣医師不足が深刻だ。労働条件の悪さなどで若手の就業が減り、退職者が出ても補充できないのが実態だ。牛海綿状脳症(BSE)をはじめとする新しい疾病への対応など、獣医師の負担が増加する中、獣医師を増やす決め手は見いだせない。(土田勝)
畜産農家の離農が相次ぐ静岡県中部。藤枝市の開業獣医師、和田二郎さん(75)は「静岡市など4市町村の家畜を診る獣医師4人は60〜80代。体力的に牛を診るのが難しい人もいる」と、獣医師の高齢化に危機感を募らせる。産業動物獣医師はペット診療への転向や家畜の減少などで廃業が進んだ。農家には家畜の急病や出産などで影響が出て、「先生が診察できなくなるまで畜産を続けるが、その後は見通せない」と、獣医師次第で廃業も考える農家もいる。
・・・(詳しくは日本農業新聞紙面をご覧ください)