福岡県警筑紫野署は7日、産んだばかりの乳児を自宅トイレで殺害したとして那珂川町中原2、アルバイト、橋本五月容疑者(20)を殺人容疑で逮捕した。「(周囲に)お産を知られたくなかった」と容疑を認めているという。
調べでは、橋本容疑者は3日午後、自宅トイレで男児を出産。直後に首など3カ所をカミソリで切りつけ、出血性ショックにより殺害した疑い。一緒に暮らす母親が、トイレに入ったまま橋本容疑者が出てこないため不審に思ったところ、中で血だらけになっている男児を発見し、119番した。
橋本容疑者は体調が悪化したため入院しており、回復を待って逮捕した。【河津啓介】
毎日新聞 2008年10月8日 18時04分