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ODA委託先の公益法人など56団体、5省から480人天下り

10月8日20時45分配信 読売新聞


 厚生労働省など5省が行う政府開発援助(ODA)に関し、事業を委託する公益法人など56団体に、5省から計480人が天下りしていることが、会計検査院の調べでわかった。

 8日、検査結果を国会に報告した。契約の9割が随意契約で、検査院は「透明性を高めるため、競争契約や公募を行うべき」としている。

 今回、調査対象になったのは、厚労のほか、文部科学、農林水産、経済産業、国土交通の各省がODA関連で支出した計約300億円。契約先となる団体のうち、天下りが最も多かったのは「国際研修協力機構」の55人。「中央労働災害防止協会」46人、「日本森林技術協会」36人、「国際建設技術協会」21人−−と続いた。

 これらの団体は主に、発展途上国からの研修生の受け入れ、専門家の派遣などの業務を請け負っている。

最終更新:10月8日20時45分

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