ここではAntiVirの全体的な設定を行う"General"のページについて解説を行います。
設定画面を開く
スキャナの設定画面の開き方はユーザーズガイド(Win)/基本操作#設定画面の開き方を
参照してください。
なお、ここでは"Expert mode"に変更した状態で解説しています。
[Email]のページでは、Aviraにメールを送信する際のサーバの設定を行います。
AntiVirには、ウイルスだと思われるファイルや誤検出だと思われるファイルをAviraに送信する機能があります。
その際に使用するSMTPサーバをここで設定します。
サーバのアドレスとメールアドレスを指定します。
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SMTP Server:
メールの送信に使用するSMTPサーバのアドレスを指定します。
利用しているプロバイダやメールサービスによって異なります。
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Sender adress:
あなたのメールアドレスを入力します。
送信後にAviraから確認メールが届くので、間違えないように入力してください。
詳しくは利用しているプロバイダやメールサービスのマニュアル等を参照してください。
なお、ESMTPやSMTP over SSLには対応していない模様です。
メール送信の際に認証が必要な場合には設定を行います。
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Use Authentication:
認証が必要な場合にチェックを入れます。
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Login name:
ログイン名を入力します。
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Password:
パスワードを入力します。
こちらも、詳しくは利用しているプロバイダやメールサービスのマニュアル等を参照してください。
[Extended threat categories]
ウイルス以外の、いわゆる"Unwanted programs"(不要なプログラム)をスキャン対象にするかどうかの設定です。(画像をクリックで詳細にジャンプ)
"不要なプログラム"の詳細については困ったときは/"不要なプログラム"についてを参照してください。
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Select all:
全ての"不要なプログラム"をスキャン対象にします。
ここにチェックを入れると、右側のリストの全てにチェックが入ります。
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Default values:
デフォルトの設定に戻します。
[Security]
AntiVir自体の安全に関わる設定を行います。(画像をクリックで詳細にジャンプ)
アップデートに関する設定です。
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Alert if last update older than XX day(s):
前回のアップデートから、ここで指定した日数以上経過した場合に警告が発せられます。
デフォルトでは3日に設定されています。
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Show notice if the virus definition file is out of date(Checked):
VDFが古くなっている場合に警告が発せられます。
ウイルスや管理者以外の利用者の手によってAntiVir関連のファイルが書き換えられるのを防ぎます。
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Protect configuration:
ここにチェックを入れると、管理者以外(Administrator権限のない人)はAntiVirに関連する設定を変更することができなくなります。
この機能を使用する場合は、AntiVirをインストールしたパーティションがNTFSでフォーマットされている必要があります。
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Protect job files:
ここにチェックを入れると、管理者以外(Administrator権限のない人)がスケジューラの設定を変更することができなくなります。
複数人でPCを共有していて、PCに詳しくない人も扱うような環境ではチェックしたほうがいいかもしれません。
[Directories]
テンポラリフォルダの場所を指定します。十分な容量を確保できる場所を設定してください。(画像をクリックで詳細にジャンプ)
場所を指定します。
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Use default system settings:
システムの環境変数"TEMP"あるいは"TMP"で指定された場所をテンポラリフォルダとします。
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Use following directory(デフォルト):
下のボックスで指定した場所をテンポラリフォルダとします。
"Use following directory"を指定した場合、[...]でフォルダを指定できます。また、[Default]でデフォルトの設定に戻すことができます。
基本的にデフォルトの設定のままで構わないと思います。
[Update]
アップデート時の接続に関する設定を行います。(画像をクリックで詳細にジャンプ)
自宅用・会社用・出先用、といった感じで1台のPCで複数の回線を使い分けている際に、
アップデートで使用する回線を選択します。
回線が一本しかない場合は選択できません。
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Use existing connection (network):
既定の接続方法でアップデートを行います。
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Use the following connection:
複数の回線が使用可能で、明示的にどの回線を使用するかどうかを指定したい場合はこちらを選択します。
使用する回線をリストから選択し、ユーザー名とパスワードをボックスに入力します。
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Terminate a dial-up connection that was set up for the update(Checked):
ダイアルアップ接続でアップデートを行う際に、アップデートが終わったら回線を自動的に切断します。
[Update] - [Proxy]
アップデートの際に使用するプロキシサーバについて設定します。プロキシを使用しない場合には設定する必要はありません。
(画像をクリックで詳細にジャンプ)
プロキシを使用するかどうか、使用する場合はサーバの情報を設定します。
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Do not use a proxy server(デフォルト):
プロキシを使用せずに直接接続します。
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Use the following proxy server:
プロキシを使用して接続します。
この場合、下のボックスにそれぞれサーバのアドレス、ポート、ログイン名、パスワードを入力します。
[Events]
イベントのログの管理に関する設定です。(画像をクリックで詳細にジャンプ)
保存するエントリ数をここでした値以下に制限します。100から10000の間で設定可能です。
エントリの数がここで指定した数値に達した場合、古いものから削除されます。
ここでした日数以上前のエントリは削除されます。
デフォルトではこれが選択されています。
ログは自動的に削除されません。自分で削除する必要があります。これを選択する場合、ログの肥大化に注意する必要があります。