ここではウイルススキャナの設定について解説します。常駐スキャン(Guard)の設定については ユーザーズガイド(Win)/常駐(Guard)の設定を参照してください。
スキャナの設定画面の開き方はユーザーズガイド(Win)/基本操作#設定画面の開き方を 参照してください。
なお、ここでは"Expert mode"に変更した状態で解説しています。
[Scan]のページではスキャナについての全体的な設定を行います。(画像をクリックで詳細にジャンプ)
スキャンの対象にするファイルのタイプを選択します。
デフォルトでは"Use Smart extensions"に設定されていますが、管理人は"All files"に設定してます。
"Files"で"Use file extension list"を選択した際にスキャンの対象にする拡張子を設定します。
よく利用される拡張子についてはほとんどリストに含まれています。 独自の拡張子を使用するプログラムを使用したり、スキャン対象から外したいタイプがある際に変更してください。
より細かい部分の設定を行います。
スキャナのプロセスについての設定を行います。
どちらもデフォルトのままで構わないでしょう。
ウイルスなどへの感染が疑われるファイルが発見された場合の対処を設定します。(画像をクリックで詳細にジャンプ)
スキャン中に、ウイルスなどへの感染が疑われるファイルが発見された場合の通知方法です。
Primary action 及び Secondary actionで選択可能な処理の詳細は困ったときは/ウイルス発見時の処理詳細を 参照してください。
デフォルトでは、疑わしいファイルが発見されるたびにスキャンが中断します。 PCの前に座っていられる場合はそれでも構いませんが、外出中にスキャンしたい場合等にはAutomaticに設定するといいかもしれません。
疑わしいファイルが発見された場合に鳴らす音を設定します。
圧縮ファイルに対するスキャンの設定を行います。(画像をクリックで詳細にジャンプ)
チェックを入れたままにしておくことをおすすめします。
デフォルトでは、いくつかの形式の圧縮ファイルはスキャンの対象になっていません。 それらも含めてスキャンの対象にしたい場合はここにチェックを入れてください。
特に理由がない限り、ここにはチェックを入れたままで構わないでしょう。
圧縮ファイルの中に圧縮ファイルが含まれていた場合、それらを解凍するのには膨大な時間が掛かります。 本来ならば制限を設けずに全てスキャンするのが望ましいのですが、あまり現実的ではないため、 状況に合わせてチェックするかどうかを決めたほうがいいでしょう。
(徹底的にスキャンしたい場合にはチェックを外して全てスキャンさせるといいでしょう。)
ここで"20"に設定したとき、20階層目にウイルスが含まれていた場合は検出可能ですが 21階層目にウイルスが含まれていた場合には検出できない、ということに注意してください。
スキャンの対象にする圧縮ファイルの形式を選択します。チェックを入れたものがスキャンの対象になります。 対応している形式の詳細は困ったときは/対応する圧縮形式を参照してください。
スキャンの対象から外すファイルやフォルダを設定します。(画像をクリックで詳細にジャンプ)
ここで指定したファイル・フォルダはスキャンの対象から外されます。
[...]をクリックしてファイルまたはフォルダを選択し、[Add]をクリックすればリストに追加されます。
再びスキャンの対象にする場合には、リストから該当するものを選択して[Delete]をクリックします。
なお、リストに追加できるのは、全てのファイル・フォルダのパスの文字数の合計で6000字までです。
スキャン時におけるヒューリスティックについての設定を行います。
ヒューリスティックに関しては用語集#ヒューリスティックを参照してください。
(画像をクリックで詳細にジャンプ)
マクロウイルスであると疑われるファイルの検出について。
通常のファイルに対するヒューリスティックスキャンの設定です。
"High"に設定すると、誤検出が多くなる傾向があるようです。 詳しくは困ったときは/ヒューリスティックと誤検出を参照してください。
スキャン中にウイルスなどが発見された場合の通知方法等を設定します。(画像をクリックで詳細にジャンプ)
レポート(ログ)ファイルに残す情報のレベルを設定します。
通常はDefaultで問題ありません。"Complete"に設定した場合は、ログの肥大化に気をつける必要があるかもしれません。