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セガ「ラブベリ」が今月末終了 残念がるママたち

小学生女子を中心に大ブームとなった「オシャレ魔女 ラブandベリー」が今月末でアーケードから姿を消す。残念がっているのは、娘と一緒に熱中したママたちのようだ。
2008年10月06日 07時38分 更新
photo 娘とともに着せ替えゲームに興じるママ=東京都内

 2005〜06年に小学生の女の子を中心に大ブームを巻き起こしたセガトイズの着せ替えゲーム「オシャレ魔女ラブandベリー」が10月末に終わる。一時のブームが去り、他社の類似ゲームの登場も重なって利益が縮小したことが撤退の要因。すでにゲームから「卒業」した娘とは違い、娘と一緒に熱中したママたちの方に「残念」などと惜しむ声が広がっている。

 ゲーム機はゲームセンターや百貨店などに設置。画面に登場する14歳の女の子「ラブ」や「ベリー」の装いを、どれだけセンス良く組み合わせられるかが勝負。かわいい帽子やドレスが描かれた「オシャレまほうカード」を使って、舞踏会やディスコなどの場面にふさわしい服装を決める。1回100円で1枚のカードが入手でき、高得点を狙うには豊富な種類を持っていることが重要だ。

 セガによると今年8月までのカードの出荷数は、実に2億7300万枚。最盛期はカード・ホルダーを抱えた子どもたちがゲームセンターの前に長蛇の列をつくり、このゲームに総額で数千円から数万円を投じた家庭も多い。スポンサーは女の子のママたち。娘がおしゃれに興味を覚えることを好感し、熱烈に支持したようだ。

 セガが6月にサービス終了を発表すると、ママたちが子育て日記として使っている楽天やヤフーのブログに「寂しい」との書き込みが続々と現れた。

[FujiSankei Business i.]

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