京都:ノーベル賞の益川氏「一緒に受賞うれしい」
ノーベル物理学賞に選ばれた日本人3人のうち、益川敏英さんは8日午前、教授時代に30年近く過ごした京都大学で記者会見を行った。4時間弱しか寝ていないという。快挙が伝えられた直後、益川さんは受賞について「大してうれしくない」と話していたが、8日は「一緒に受賞できてうれしい」と涙を見せる場面もあった。英語が苦手で、これまで一度も海外に行ったことがないという益川さんは、これから12月の授賞式に向けてパスポートの申請方法を学びたいと笑顔で話した。
(10/08 12:45)