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社会
空輸禁止の花火搭載 JALグループ旅客機(10/08 15:59)日航グループの日本トランスオーシャン航空(JTA)が九月初め、危険物として航空法で空輸が禁じられている火薬類の打ち上げ花火を旅客機で運んでいたことが八日、分かった。JTAと貨物業者の佐川グローバルロジスティクスの荷物検査ですり抜けたとみられ、国土交通省は同日付で「航空法違反にあたる」として両社に厳重注意し、再発防止策の報告を求める。 同省やJTAなどによると、花火はゴルフボール大が百五個とこぶし大が五個の計百十個(計十二キロ相当)。九月四日、羽田発石垣行きの貨物室に段ボール箱に入ったまま搭載されているのを石垣空港の職員が気づき同省に報告。羽田までの運送は佐川急便グループの佐川グローバルロジスティクスが担当した。 航空法は火薬など爆発物は火災の恐れがあるとして輸送禁止物に指定。同省は「なぜ荷物検査をすり抜けたのか調査中」としている。航空評論家の青木謙知(よしとも)さんは「爆発物を機内で運ぶのはありえない。検査機械の精度を上げないと今後も見逃す可能性がある」と話す。
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JTAの話 貨物業者への周知徹底も含め再発防止に努めたい。 佐川グローバルロジスティクスの話 担当者がいないので話せない。
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