KCT NEWS
最新ニュースインデックス

[2008年10月7日(火)の KCT TVニュースから]

くらしき男女共同参画フォーラム(倉敷市)

男女がお互いに尊重し合い、自分らしい生き方について考える「くらしき男女共同参画フォーラム」が開かれました。
家庭や職場などさまざまな場面で男女に関係なく、対等な立場で自分らしい生き方ができるようにと、くらしき男女共同参画フォーラム実行委員会などが毎年開いているものです。「豊かな人間関係のコミュニケーション」と題したワークショップでは、心理カウンセラーの本城 稔さんを講師に、およそ70人の市民が会話スタイルから見る男と女の心理の違いを話し合いました。本城さんは、「女性の会話は、主に気持ちや感情を表現した心を通わせる会話である一方で、男性は、事実や現象をストレートに伝える情報会話である」と男女の会話の違いを説明しました。また、本城さんは、その男女の違いを認識するためには、「話を聴きあう」、「大目にみる」、心の栄養となるような「互いに褒める言葉を言い合うこと」、そして、精神的に成長していくための「努力」の四つのキーワードをあげました。参加した市民は、夫役と妻役になってそれぞれ会話し、日常の会話の中にある男女の深層心理を学びました。

「はぁもにぃ倉敷」リニューアルオープン(倉敷市)

今年6月に社会保険健康事業財団から売却された倉敷市羽島の健康づくりセンター、ペアーレ倉敷が「はぁもにぃ倉敷」としてリニューアルオープンしました。
午前9時からは「はぁもにぃ倉敷」の関係者4人でテープカットし、オープンを祝いました。はぁもにぃ倉敷は、しげい病院などを運営する医療法人創和会の理事が設立した会社で、今月1日に年金・保険福祉施設整理機構RFOからの引渡しを受け、改修工事を行っていました。看板の架け替えやフロント周りなど部分的な改修に限定したことで引き渡しからわずかな時間で再オープンすることができました。スタッフや開かれる講座は旧ペアーレ倉敷から引き継ぎました。受講料は採算などを考慮して30%程度値上げしたものの、これまでとほぼ同じだけの受講生の申し込みがありました。リニューアルオープン初日の今日も早速、朝から七つの講座が開かれ、受講生がこころと体の健康づくりに取り組んでいました。はぁもにぃ倉敷では来年3月まで114講座が開かれます。

個室ビデオ店の火災受け特別査察(倉敷市)

15人が死亡した大阪市の個室ビデオ店の火災を受け、倉敷市消防局と倉敷市は、倉敷市内の類似施設の防火対策状況などを見て回る特別査察を行いました。
特別査察は倉敷市内の個室ビデオ店のほか、インターネットカフェやカラオケ店など個室タイプの部屋を持つ店舗およそ40カ所が対象で、きょうから消防署員と市の職員が合同で店舗内をチェックします。このうちインターネットカフェ大手のアイ・カフェ倉敷笹沖店には3人が査察に訪れました。3人は自動火災報知設備の設置状況や避難経路の表示、正しく消火器が設置されているかなどを入念に見て回りました。アイ・カフェ倉敷笹沖店には全部で140の個室があり最大158人が利用できます。特に金曜・土曜の深夜は、大変混雑し満席になることもあるということです。この店では個室から火が出た場合を想定し、個室には防炎カーペットや難燃材を使っているほか、カウンターから全ての個室が見渡せる設計になっており、万が一に備えているということです。倉敷市消防局では明日以降も査察を続け、月末までに報告をまとめることにしています。

青陵OB美術展 開幕(倉敷市)

創立100周年を記念した県立倉敷青陵高校のOB美術展が、きょうから倉敷市立美術館で始まりました。
OB美術展には国内外を舞台に活躍している幅広い年代の卒業生ら50人の作品が展示されています。会場では78歳になる女性からこの春卒業したばかりの大学生まで、平面作品と立体作品に分けて卒業順に展示され、訪れた人が新旧入り混じった作品の数々に見入っていました。この倉敷青陵高校の100周年を記念したOB美術展は、今月13日まで倉敷市立美術館で開催されています。

高校生パワー爆発!「倉商祭」(倉敷市)

倉敷商業高校の文化祭が行われ、一般開放された校内は、多彩な催しが続き、熱気に包まれました。
今年で60回目を数える「倉商祭」。今年は「倉商オリンピックー夢と感動をこの倉商にー」をテーマに、全校生徒が一丸となって取り組みました。体育館のステージの部では、生徒会主催のビューティーコロシアムが行われました。ステージ上には、男装、女装の生徒たちが登場し、男子は美しさ、女子はかっこよさをアピール。会場からは盛んな声援が送られていました。 展示の部では2年生が「愛」をテーマにクラス展示を行いました。教室では、生徒たちが先生や友人、家族に向けた愛のメッセージを書き込んでいました。また、写真部は11年ぶりに甲子園出場を果たした野球部を特集しました。選手の甲子園での活躍を祈ろうと駆けつけた生徒やOBの応援の様子を捉え、熱気に包まれたスタンドの様子を伝えています。中庭では3年生による模擬店が並び、焼きそばや、冷麺、たこ焼きなどが販売され、大いににぎわいました。これらの店舗はすべて生徒たちが材料仕入れの原価計算から帳簿処理にいたるまですべてをこなしています。いずれも模擬店とはいえ、商業高校の特色を生かした本格的な店舗です。吹奏楽部の演奏が始まると、会場は多くの人であふれました。毎年恒例となった倉商ヒットパレードでは、11人の先生が登場。吹奏楽部の演奏をバックに熱唱する先生たちのパフォーマンスに、生徒たちからは大きな歓声があがっていました。60回の節目を迎えた伝統の倉商祭は、今年も活気に包まれました。

開館60周年記念 倉敷民藝館名品展(倉敷市)

現在、倉敷市中央の倉敷民藝館では、開館60周年を記念した特別展が開かれています。
倉敷民藝館は、昭和23年に開館しました。江戸時代後期の米蔵を改装した建物には、国内はもとより、世界中から集めた民芸品が収蔵されています。そもそも民芸品とは、民衆的工芸品の略です。哲学者、柳宗悦は、職人が手仕事で作り上げ、日常生活で使う実用工芸品にこそ、健康で無駄のない美しさがあると説き、民芸運動を展開しました。倉敷民藝館は、その思想に賛同した大原総一郎元クラレ社長などが呼びかけ、東京の日本民藝館についで国内2番目の民芸館として開館しました。今回の特別展では、民芸館がこれまでに集めた収蔵品1万5000点の中から、選りすぐりのおよそ170点が展示されています。館内には、焼き物やガラス、編組品と言われる籠など、様々な用途の民芸品が並びます。どれも職人が、用いる人のことを考え長年の技術や経験のもと作り上げた形であり、余計な飾りや過度なデザインはありません。そこに、毎日使っていても飽きない質素な美しさを見ることができます。これは、四つ目の虎とカササギを描いた朝鮮民画です。民画は、李朝時代、縁起物として、また儒教精神を教育する為に描かれた民衆絵画で、主に放浪絵師などが描いたものと言われています。特別展には、倉敷の民芸品も多数展示されています。この作品は、倉敷市粒江に工房を置く吹きガラス職人小谷真三さんの倉敷ガラスです。小谷さんは、食器としてのガラス作りをこのコップから始めました。この倉敷民藝館名品展は、12月7日まで倉敷市中央の倉敷民藝館で開かれています。

児島塊太郎 花器とうつわ展(倉敷市)

陶芸家・児島塊太郎さんの器をテーマにした個展が、きょうから天満屋倉敷店ではじまりました。
会場には緑がかった織部焼の皿やコーヒーカップなど、およそ110点が並べられています。中でも食卓を再現した展示では和風・洋風の両方があり、どちらにも似合う器のあり方が提案されています。児島塊太郎さんは画家・児島虎次郎の孫として旧成羽町(現高梁市成羽町)に生まれ、20歳で陶芸の道を歩みはじめました。以来、総社市に窯を築き「吉備の国」シリーズや「あかりと陶芸」などシリーズ作品としてオブジェ制作などに励んできました。去年、区切りの還暦を迎え、陶芸家の原点である器づくりに挑戦しようと今回の個展を開催しました。児島さんはこれまでにインドやヨーロッパを訪ね歩き現地の文化を作品の中に生かしてきました。まさに「旅する陶芸家」。61歳になった今も旅と作品作りにかける情熱は衰えていません。児島塊太郎さんの個展は13日まで天満屋倉敷店で開かれています。

上の町幼稚園の運動会(倉敷市)

倉敷市立上の町幼稚園で運動会が行われ、園児たちが和太鼓や踊りなど日本の伝統文化を体いっぱいに表現しました。
今年の上の町幼稚園の運動会は年少、年長の園児28人が、先生と一緒になって考えた12のプログラムが用意されました。今年の運動会のテーマは、「ザ・まつり」。リレーやダンスなど日頃の幼稚園での生活の中で体験している内容が盛り込まれています。園児たちは駆けつけた保護者や地域の人たちを前に一生懸命練習の成果を発表していました。今年は上の町幼稚園太鼓がはじめて結成され、そのお披露目も行われました。園児たちがたたいている太鼓は市内の幼稚園に手作りの太鼓を寄贈している合田 嘉郎さんと、小川 訓弘さんが、ドラム缶などの廃材を使って制作したものです。園児たちのかわいらしい演奏に訪れた合田さんの顔もほころびます。そして、メーンイベントのプログラム「ザ・まつり」が始まりました。地元鴻八幡宮の祭囃子「しゃぎり」にはじまり、阿波踊りに下津井節などの踊りが披露されまつり三昧の内容です。なかでも一番の盛り上がりを見せたのは、どじょうすくい踊りです。園児たちは、4月から地元でボランティア活動をしている鎌田 靖子さんに教えてもらいながら練習を重ねてきました。指導した鎌田さんも園児たちの踊りを見守ります。一生懸命がんばってきた練習の成果もあって、会場は大いに盛り上がりました。運動会の最後には、みんなでメッセージつきの風船を空に放ち、園児たちは励ましあって挑戦し続けることを誓いました。今年の上の町幼稚園の運動会は、園児たちと保護者や地域の人たちの笑顔にあふれた運動会となりました。

(最終更新 10/07-17:54)

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