銀座で女性を拉致、強姦、路上に放置容疑　３人逮捕

　東京・銀座を歩いていた女性を拉致して強姦（ごうかん）したとして、警視庁は８日、東京都足立区保木間５丁目、無職坂井正之容疑者（３６）ら３人を逮捕監禁、集団強姦致傷、強盗の疑いで逮捕したと発表した。ほかにも３０歳代の男１人が関与しているとみて、行方を捜している。

　ほかの２人は、同区保木間５丁目、建築防水作業員古川聡（４０）と同区花畑１丁目、スレート作業員今中宏樹（３６）の両容疑者。

　捜査１課などによると、坂井容疑者と男が昨年１０月１日午前１時すぎ、銀座２丁目を歩いていた都内の２０歳代の無職女性を無理やり車に連れ込み、今中容疑者の自宅に連行。４人で強姦し、現金約１万８千円が入ったバッグなどを奪った疑いがある。

　女性は胸部などに全治１６日のけが。坂井容疑者らは同日午前４時ごろ、女性を埼玉県八潮市の路上に放置したという。