(cache) 高速フェリー「ナッチャンRera」「ナッチャンWorld」運休および国内フェリー事業撤退のお知らせ:東日本フェリー

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高速フェリー「ナッチャンRera」「ナッチャンWorld」運休および
国内フェリー事業撤退のお知らせ

2008年9月8日更新

高速フェリー「ナッチャンRera」「ナッチャンWorld」運休および
国内フェリー事業撤退のお知らせ

謹啓 時下ますますご清祥の段、お喜び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。

 さて、小社は青函新時代の交通・運輸の一翼を担うべく、さらに津軽海峡エリアの活性化・広域観光振興を目指して、2隻の高速フェリーの就航に加え、函館・青森のターミナルの建替えを行い、社員一丸となって業務に邁進致して参りました。

 しかしながら、全世界的な問題となっております原油価格の高騰、またそれに伴う国内漁業・運輸関係の方々に代表される悲鳴にも似た逼迫された状況、さらには車社会、観光・レジャー等への多大なる悪影響など、小社においても経営環境の激変は想像を絶する事態を迎えておりました。

 こうした中、コストの軽減・効率化等さまざまな取り組みを試みて参りましたが、急激な経済環境の悪化は一企業の経営努力では到底およぶことの出来ない厳しいものであります。また、この経済情勢は早々に改善されるとは思われず、諸問題が未解決のまま推移いたしますと、お客様のみならずお取引先・関係先さらには地域に対し多大なご迷惑をお掛けする結果を招きかねないと危惧いたしておりました。

 そこで、小社によるご迷惑を最小限にとどめるために、この度下記の決断をさせていただいた次第です。

 まさに苦渋の選択・断腸の思いでの結論ではありますが、苦境をご斟酌・ご賢察賜りご理解いただけますようお願い申し上げます。皆様のご期待に添えない結果となりましたが、新たな局面にて恩返しをさせていただくために、一層の努力をいたす所存です。

 これまで皆様より頂戴したご厚誼・ご厚情に対し衷心より厚く御礼を申し上げます。

謹白





1. 東日本フェリー株式会社は、本年11月末日をもちまして、国内フェリー事業より撤退いたします。尚、高速フェリーは本年11月1日より運休と致します。

2. 旧来の在来フェリー事業は、小社グループ会社である道南自動車フェリー株式会社にて継承いたします。但し、<函館~大間航路><青森~室蘭航路>につきましては、関係各位に航路存続のご支援を依頼しており、そのご回答をもって、決定させて頂きます。


以上


東日本フェリー株式会社
代表取締役社長 古閑 信二



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